嘘つき位がちょうどいいよ

本当の事まで話したら

きっとうまくはいかないから


冷たい位がちょうどいいよ

温もりに気付いてしまったら

離れられなくなってしまうから


傷付けたくはないから

悲しい顔は見たくないから

ちょっと痛いけど我慢して

少しずつ慣れてくよ 大丈夫


昨日と明日に裏切られて

目を閉じてもまだ消えなくて

頭から被る毛布の温もりで

どれだけあなたに 会いたいのか分かった


嘘をついて 冷たくして

突き放しても 消えてはくれないんだ

無理して飲み込んだのに

一人ぼっちを好きになろうとしたのに




無口な位がちょうどいいよ

いちいち言葉にしていたら

要らない物まで伝わっちゃうから


つれない位がちょうどいいよ

誰かに全部合わせてたら

僕が僕でなくなるから


『どんな事でも話してよ

どんな時でも一緒だよ』

二人で一つの未来など

見つからなかったけど もう 大丈夫


昨日も明日も無くなって

ただ今日という日を塗りつぶして

帰り道 コートのポケットの温もりで

何故だかあなたを 思い出していた


無口になって 一人になって

突き放しても 嫌いになれないんだ

無理して飲み込んだから

一人ぼっちが怖かったから




嘘つきでも 冷たくても

何も言わなくても

優しくはなくても


それがあなたで

それが僕で


惑星の隅っこにいても

背中合わせになっても


僕らは望んで 選んで 

失って寂しがって


繰り返し笑って泣いて



一つにはなれない

僕らは一人ぼっち

惑星の隅っこで一人ぼっち


でも


触れて確かめる

僕らは二人ぼっち

背中合わせで二人ぼっち






やっぱり

一人分がちょうどいいよ

余った優しさや温もりは

誰かに渡すためにあるから