あぁ喉が痛い

うがいをマメにして
ホットレモネードで喉を温める



外は張り詰める様な寒さで
静かで
車の音さえしない夜

踞って眺める
細長くて白い部屋




時々考えるのです

眠つけないのはどうしてか

きっと何度月が出て
何度も何度も形を変えて

そうして幾つも
季節が通り過ぎても




僕は帰る事は無いんだろう

僕に有るのは
僕しかいない部屋だけ



誰が待つでもない
待つ誰かを望む訳でもない


小鳥も親鳥も居ない巣に

春を過ぎても棲み続ける

名前の無い鳥





感謝もしてる
迷惑は掛けない

何も望んでやしない
凍えている訳じゃない
媚びたり等決してしない




なのに


今以上何が在るっていうんだろう


残念だけれど


求めても何も出やしないし
揺すっても何も落ちてこない



今僕は


月の裏側で呼吸をしてるから


そちら側とじゃ
温もりが伝わらないんだ





いつからなんだろうね





僕があなたに
何も求めなくなったのは





もう何年も
そんな気がしているのだけれど。