誰からも 綺麗な言葉は 貰えなくても
慶びの言葉が貰えなくても
あなたがよかった

あなたの言葉は 私を素直にした
あなたの心は 私をオンナにした

重ねてきた 失敗も 後悔も
あなたは隠さず 私に話した
心を近くに感じられた

寄り添っていたかった

誰も悪くない
それでも 離れなくてはいけないの?

あなたと私の恋には
濃い霧がかかったように

霞んでは晴れ
晴れては霞んで
その度に霧が濃くなるの

遠くにいる訳では無い
けれどあなたが少しずつ 見えなくなっていく

手を伸ばせば届くはずなのに
私のこの手は また霧を掴んだ

あなたもその手を 伸ばしてくれているのに
二つの手は 掠めるだけで 結べない

諦めてしまうの?
答を出してしまうの?

やっと手が触れ
あなたを見つけたのに
あなたは 私を一人晴れた空へと 押し上げて
一人その濃い霧の中に 留まると言うの

微笑みながら

私に 霧を払い除ける 力があれば
あなたを 晴れた空へと 導く力があれば
彷徨う 二つの手は 結ばれたの?

泣かないで と
笑っていて と


あなたに何が返せただろう
どんなに差し伸べても もう手が届かない

あなたが見えない

その霧の中
あなたはきっと 見えない空を見て
微笑んでいるのでしょう

見えない私を 想い微笑んでくれているの

それでもあなたは 手を伸ばさないのでしょう
届かないと知っているから

伸ばせば 私が霧へ飛び込んでくると知っているから

もうここへは戻るな
霧は晴れないから

私はその心に応えるべきなのでしょうか

今日私は 涙という雨を この晴れた空から
降らせます

いつか力強い 大きな風で
その霧を払い この空へと
あなたを導く為に

そして結ばれた手を 離すことなく
二人で 駆けていきたい

待っていて

私という風が あなたを心から 笑顔にする日を
諦めないで
あなたを一人 霧の中に 迷わせたりしない

風を感じたら 伸ばして
暖かく大きなその手を
私を抱き締め 愛したその手を


___ REAL ___