おそるおそる目についたHPを開くと・・・


異形成 上皮内癌 浸潤癌 生存率 放射線・・・



目に入ってくる文字・言葉に 今まで味わった事もない 


恐怖 と 絶望感 が押し寄せてくる。

更に 子宮摘出 という文字を見た時は


サーーーーっと全身が凍りつき身体が震えだしました。



赤チャンが産めなくなるの ・・・・・・・?????


(嫌だそんなの絶対嫌だよ嫌だ嫌だ怖いよ・・・・)




泣き虫のくせに この時は不思議と涙は出ませんでした。


本当に驚いた時には 声が出ない様に


本当にどん底の時は 涙も出てこないのかな・・・・



恐怖で固まってしまい、ハッとして旦那サンに電話をしました。


・・・・・・ 出ない。。。ガクリ  なんで!!いつもはスグ出るのに・・・


(お母さんっっ悔し泣き!! ・・・だめだ・・・心配かけちゃう・・・・・)


何かあるといつも支えてくれる Kチャンにかけよう!!!


・・・・Kチャンも出ない。。泣泣  ううっっガクリ(黒背景用)ガクリガクリ ・・・


(そうだ。。検診センターに これからどうすればいいか聞いてみよう)


  「はい ●●検診センターです」


「先日受けた子宮頚がん検診で 精密検査が必要という

  通知が来たのですが・・・どうすればいいでしょうか・・・?」


  「えっ・・・あっ・・・少々お待ちいただけますかっっ」

  (何か焦ってない??余計に不安になるよ・・・)


  「すみません。お待たせしました!! ええっと、まずセンターに

  来て頂いて、先生の説明を受けて頂くようになります。

  一番早くて5日後の午前の予約ができますが・・・」

  

  (5日も待たなきゃダメなんだぁ。。涙 はぁ・・・)


「そう・・ですか。 あの、私今回初めて受診をしたんですけど

  要精密検査になってしまう人は多いんですか??」

  

  「う~~ん・・・・多くは・・・・ないと思うんですけど・・・・ 

  ただ、検診を受ける方自体がすごく少ないので・・・・・・」

 

「そうですかぁ・・・わかりました。。。じゃぁ予約をお願いします。」


  
そんな電話をしている最中に さっき電話に出なかった旦那サンが


いつもの笑顔で仕事から帰ってきました。


でも、私の様子がおかしいのに気付いたのか電話が終わるとすぐ


「どうしたのっ????」 と心配そうに横に来ました。


必死に平気なフリをして


「・・・この前受けた 子宮がん検診の結果が来てね、

精密検査が必要なんだって・・・・

私 がん かもしれないっ・・・・・・・」


言った途端 ここで初めて涙がどっとあふれ出てきて


旦那サンの胸の中で声を上げて泣いていました。


「大丈夫だって~!!まだ決まったわけじゃないでしょ~sei♥


優しい言葉に、心細かった分 恐怖感に安堵感も入り混じって

それから長い間たくさんたくさん泣きました。


仕事で疲れて帰ってきてお腹も空いていたはずなのにね


彼は大泣きしている私をずっと慰め続けてくれました・・・


優しくて あったかくて この時の心境は今でも思い出すだけで


涙が出てくる。 結婚してよかったって心底思ったよ・・・ありがとう



少し落ち着いて、やっぱりお母さんにも聞いて欲しくて

涙ながらに電話をしました。 驚くかと思ったけど、案外落ち着いて


「大丈夫だよ~キラキラ今の検査は少し気になる程度でも皆再検査に

しちゃうんだよ!!何も症状が無いうちなら大丈夫だよケアベア パープル


(お母さんが言うなら・・・そうなのかな・・・) 少し楽になりました。



それからすぐKチャンから電話があり、同じ様に優しく心強い言葉で


「説明は5日後だよね?私も一緒に病院行くからっ!!!

 妊娠もできるよキラキラ 絶対!! 大丈夫だからねsei☆」 と。


辛い時ほど人の優しさがぐっと身にしみます。


Kチャン、本当に本当にありがとう。Kチャンの言葉に救われたんだ。



みんなに「大丈夫!!」と言ってもらえて、やっと涙も止まりました。


「せっかくの記念日なのにね・・・汗1


なんて少し笑える様になって、台所に置きっぱなしにしていた


食材達を冷蔵庫に入れ、簡単に作れるもので遅い夕飯にしました。