こんにちは！
今月の料理教室で、加工食品（作り置き）を
作りました。
前菜、主菜、デザート３品ともに作り置き可能
なものをお伝えするのは、多分１２年と６ケ月、
料理セミナーを続けて初めてだと思います。
料理人は基本的に、その場で作る料理を
好みます。
きっと、ライブが好きなアーティストと
共通する部分があると思います。
僕が思う優秀な料理人は、非常に柔軟性
に飛んでいました。
その場で、どんどん変わる。
言っていることも変わるわけで、それに
ついて行かれないと、頭に来て、
「やってられない！」訳です。
でも、毎日食材が変化するのです。
ジャガイモもお魚も。
そうすると、それに見合う調理法を
探すため変わって当然と言えば当然なの
ですが・・・。
閑話休題
３品とも作り置きできる！だからなのか（？）
イエイエ、いつもですが
皆さん熱の入ったセミナーでした。
デフォルメしたガスパチョと
デフォルメしたガランティーヌ。
りあんの料理は、かなり面倒と思われるものも
だいたい３、４行程で作れるようにしてしまいます。
ガスパチョのデフォルメのベースは、
赤ピーマンのババロアです。
これは、斉須政雄さんご著書「十皿の料理」に
「ガスパチョのルネッサンス」と言う言葉が
あったので、思いつきました。
ガランティーヌは、本来丸のままの鶏や鴨や
を開いて、中に詰め物をして、閉じて
本来の形に似せて作るのですが・・・。
日本人はあまり得意じゃない風景です。
フランス人（僕がつき合った）に言わせると
魚の活け作りの方が、「びびる」そうですが（笑）
ＮＹの料理人は、お祭り（イベント）と
とらえているみたい。（笑）
さて、愛される物語の比較。
「子ども達だけが、自分が何を探しているか、
分かっているんだね」と王子さまは言いました。
「ぼろぎれで出来た人形の為にだって、子ども達は
平気で時間を使ってしまう。
お陰でその人形は、とても大切なものになるんだ。
だから人形を取り上げたりすると、子ども達は
泣いてしまうんだよ・・・・・。」
「子ども達は、いいなぁ」と転轍手が言いました。
星の王子さま
=稲垣直樹訳=
昨日うちの長男（小３）が店の前の駐車場で
ダンスを踊っていた（の様に見えた）のです。
一人で、笑いながら、クネクネしたりはねたり。
とても不思議な光景でした。
何を頭に描いているのだろう？
２Ｆの窓からしばらく（ぼぉっと）見てましたが、
同じ動作がありません。子供の柔軟性は
素晴らしいです。
・・・・確か、ジェームス・スキナー氏の
・・・・セミナーにそういうのがあったような？
・・・・ダンスを踊る、でも同じパターンでは、
・・・・決して踊らない。
・・・・頭と身体を柔軟にする練習？
そこで、声を出して聞いてみました。
「何をしているの？」
彼は答えました。
「蜘蛛と遊んでいる！」
僕は、思わず（ほへぇ？）
そして、こう言いました。
「お前は、幸せだなぁ」
今回の星の王子さまにでてくる転轍手（ポイント係）
の最後の言葉に、同じようなシチュエーションが
あります。
一昨日お送りした三野博司訳はそのものズバリでした。
「子ども達は、幸せだよ」
実は、以前この文章の流れが今一良く理解ずに
いました。
それは、それぞれ微妙に言い回しが違うのですが、
「子ども達は、運がいい」（池澤訳、小池訳・・）
とか
「子ども達は、いいよな」（稲垣訳、内藤訳、三田訳・・）
とか
多くの、訳者が使われいてる言葉に
僕は、入り込めなかったのです。
でも「子ども達は、幸せだよ」を読んだときに
スッと入ってきたのです。
それは、僕が使う言葉と同じだったから
なのでしょう。
・・・・ちなみに「幸せだよ」「幸せ者」としてるのは
・・・・小島俊明訳、三野博司訳、河野万里子訳、
・・・・谷川かおる訳等がありました。
あなたにとって、「心に届く言葉」を見つける
一日でありますように。
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