こんにちは!


 僕は、料理教室を主宰しています。
 
http://homepage2.nifty.com/riant/


 毎日、誰かしら、E-mailやFAXを下さいます。
 一番多いのは、クラス変更と料理の質問。

 この料理の質問は、僕にとって
 インスピレーションとなります。

 僕は、修業時代、実に悪い弟子でした。
 言われたとおりにしないものですから(笑)
 
 その結果、人の何倍も失敗しました。
 修業時代ですから、感覚は素人です。
 失敗は当然です。

 逆に、それでうまく言っては、大変
 間違った方向に進んでいたと思います。


 この、人の何倍もの失敗が今、料理教室で、
 どれほど役に立っていることか。
 みんなのうまく行かないことが、
 手に取るように分かるし、僕も同じ事を
 した経験があるから。


 きちんと覚えた事より、失敗(?)の方が
 役にたっているのです。(極端すぎ?)


 人は皆、失敗したくないです。
 うまく行く方が、良いと頭から決めつけます。


 「失敗は成功の母である」


 この言葉を知らない人は、いないでしょう。
 でも、失敗を責めます。そして悔やみます。


 エジソンが電球を開発出来ない長い日々。


 これも知らない人は、いないでしょう。
 でも、それを失敗ではなく、別のやり方を
 試したんだ。と言う人は少ないです。

 

 さて、「愛される物語」の比較・・・・
 (言葉の違い;受けるイメージの違い)続きです。


 「子ども達だけは、何かを探しているんだね」
  王子さまは声を高めた。
  
 「子供ってね、ぼろきれみたいな人形で
  時のたつのを忘れて遊んでいたりする。
  そんなものが子供にとっては、
  何よりも大切なんだ。分からず屋の大人が
  汚いよと言って取り上げると
  わんわん泣いてしまう・・・・・。」


 「子どもは、いいよな」とスイッチ係のおじさんは
  遠くを見ながらつぶやいた。

   
                星の王子さま
                三田誠広訳

  この文節も、訳者によって、とても違います。
  1冊なら、気づかずに読んで終わるでしょう。
  やっぱり、こちらの訳と、あちらの訳をつなげて
  読みたい(訳者さんごめんなさい)です。



「愛される料理」

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