こんにちは! ふぅ~。
 東京はかなり暑くなってきました。
 塩水を飲んで、気合いを入れてます!(笑)
 
 今、ポ○○スエットとかア○○○アスが普通?
 あまりいらっしゃらないでしょう?
 塩水なんて・・・・・。
 僕にとっては実験(笑)です。
 
 僕に「愛される料理」は、・・・・・
 昨日、フレンチを並べたけれど、
 フレンチだけじゃありません。

 料理が好きになったきっかけは、
 祖母の料理が「旨かったぁ~」
 これに尽きるのです。
 勿論、母の料理も「旨いぃ~」です。

 ただ、小学生と高校生の結構長い期間、
 祖母の料理を食べて育ったので
 「味」の記憶に影響を与えてるのは、
 祖母の味覚だと思います。
 
 パリとNYで働きましたが、最大の目的は、
 下心としてあった、祖母の味覚は世界で通じるの?

 僕が旨いと思うものを、世界の人々はどう思うの?
 これは、実際に試して見なきゃ分からない。(笑)

  
 さて、昨日からはじめた、
 「愛される物語」の一節をお伝えします。
 そうそう、何故この文節か・・・。

 不思議です。
 ある訳を読んだとき、それまで数冊何気なく
 読んでいただけの文章が、僕に、スッと
 入り込んできた。と言うか
 「あれぇ~。これって、違う。(良い意味で)」

 そんな、気持ちにさせてくれたのです。

 その瞬間、それは、とても大切なことだと
 思ったのです。
 どれも真意として訳しているにもかかわらず、
 こんなにも、入り込むもの入り込まないものが
 あるなんてぇ~。
 (これが良い訳、云々と言われるのでしょう)

 でも、自分にとっての、良い訳は、人にとっても
 良い訳だとは、限らないと感じた一瞬でもあります。
 全部読まないと、分からない。(大変だぁ~)

 日々何気ない会話でも、きっとそうでしょう。
 それにしては、ずいぶん簡単に喋ってるんだな。
 僕たちは。


  「あの頃、僕は何も、分かってなかったんだ。
  言葉ではなく、花の様子から心のうちをくみ取って
  やればよかった。
  僕は、花の香りとかがやくような美しさに
  包まれていた。
  
  僕は逃げてはいけなかった。
  花の浅はかな、ずるいたくらみの影にある、
  優しさと甘えを受け入れてやればよかった。

  花って悲しいくらいにかわいいやつなんだ。

  でも、僕はあまりに幼かったかったから、
  好きになると言うことが、
  どういうことか分かっていなかったんだ。」


       サン・テグジュペリ「星の王子さま」
                (三田誠宏訳) 


 三田訳の全文は、とても読みやすかったです。
 どちらかというと、子供にも難なく読めるように、
 なのだと思います。
 
 星の王子さまは元来 子供のためのお話なのに、
 大人のためのお話とした訳が殆どだと、
 読んだことがあります。

 原点は、子供でも読める文章なのかな?
 でも、当のご本人(サン・テグジュペリさん)が
 もういらっしゃらないので・・・・・。
 解説本は、ずいぶんでているようですが。
 

 フランス語は、1つの単語を幾重にも解釈する
 言語です。辞書にも載ってないニュアンスが
 沢山あるわけでしょう。

 確か日本語の、半分くらいしか、日常会話に
 必要とする単語がないと言うことを、
 アテネフランセに通った頃に学びました。

 それですから、僕でもなんとか、適当に単語を並べて
 生活することが出来たのです。(爆)
 身振り手振りでフォローしてね。
 だから、通じると思ってたのです。

 ある時、無惨に自信が崩れ落ちました。

 フランス人に電話したのです。
 気持ちを伝えようとしたら、伝わらない。(汗)
 ・・・・・・・・・・・・・。


 今日も、僕の中では、あちらの訳。こちちの訳と
 くっつけた星の王子さまが「いらっしゃいます。」 
  (^ー^)v

 良い一日を!

「愛される料理」

発行システム :『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
配信中止ご希望:
http://www.mag2.com/m/0000237097.html
発行者    :料理教室&BistrotRIANT-りあん-川名克典
URL      :
http://homepage2.nifty.com/riant/