私は君の言うことに反対だ。しかし、あなたがそれを言う権利は、命を賭けて守る。
ヴォルテールの言葉です。(諸説あります)
我々の社会は、さまざまな考え、価値観を持つ不特定多数で成り立っています。
この社会の永続性を確保するためには、一人一人の意見を尊重する必要があり、そうすることで、社会全体の多様性を確保できます。
多様性の確保、つまり偏った意見を持つ人も、その両極にある意見を有する人も包摂することができる社会の実現こそ、幸福追求のための、理想的社会だと言えるでしょう。
自分とは違う意見に耳を傾けると言うことは、精神が成熟していることであり、許容度が高いことを意味します。
みんな自分が正しいと思っているのです。(笑)
でも、絶対に、勘違い、思い込み、間違い、を犯すのが人間なのです。
「あっちゃー、あのときの私、なんて愚かな考え方をしてたんでしょう」
「偉そうに意見したけど、今となっては、穴があったら入りたい」
みたいなこと、みんな心当たりがあるでしょう。
僕なんか大アリです。(汗)
自分とは違う意見を完全に無視したり、ムキになって反論するというのは、人として未熟であるということを、自ら露呈するようなものです。
とりわけ国の指導的立場にある人には、どんな人間をも尊重し、共に理想的な幸福追求の社会を築き上げるくらいの度量を持ってほしいものです。
前に書きましたが、僕は個人的には、憲法は変えるべきだと思っています。
9条も変え、自衛隊を正式な軍隊とし、重武装化を進め、アメリカの依存度を下げる、アメリカとの同盟関係は維持するが、基本的に自分の国は、自分たちで守ることにする。
何故かを簡単に言うと、
・アメリカは間違った戦争をする
・F15など時代遅れの戦闘機や危険なオスプレイを日本に売りつける
・戦費の負担が増えるだけで、これ以上同盟関係を強化しても抑止力にならない
・今後は、国対国、の戦争でなく、ISILのように対テロ戦争になることが予想されるので、アメリカとのさらなる関係強化は、中東と良好な関係を維持している日本にマイナスになる
・アメリカは、中国とは絶対にモメたくないので、いざという時には日本を切り、中国と共存しようとする、と思っているからです。
僕は、9条を守りぬくと言う人の意見を無視はしないし、バカにもしません。
自民党案のように憲法を改悪するくらいなら、9条を守るほうがいいとも思います。
一方、極端なことを言えば、立憲主義に基づかない憲法を作り、ときの政権が自由に憲法解釈をし、アメリカの子分として世界中で戦争をする日本にする、という意見だってアリだと思っています。
それも一つの考え方ですから。
けれど、それならそれで、嘘や誤魔化しをやめてもらわないと、議論になりません。
「アメリカの戦争に巻き込まれることは、絶対にない」
とか
「自衛隊員のリスクが増えることはない」
など、
油だらけ、人工甘味料たっぷり、山盛りの食品添加物まみれの、何の肉かわからない中国食品を輸入し、
「この食品を食べて健康被害を起こすことは絶対にない」
って言っているようなもの。
え?
例えがうまくない?
むう・・・。
確かに(^_^;)
気を取り直してと・・・。
安倍政権は、圧倒的多数を背景に、この悪法を通すでしょう。
50年、100年経って、なぜ日本はこんなに世界中で戦争をしまくる国になったんだ?アメリカと同一視され、日本国内もテロの標的になり、こんなに多くの犠牲者が出るなんて!
思い返せば、2015年の第二次安倍政権が平和と戦争の大きな分岐点だったなぁ
ということにならなければいいのですが。
多数が常に正しいわけではないことは、ヒトラーによるナチスなど歴史が証明しています。
今月、僕は58歳になりました。
50年後には絶対に(笑)生きていませんが、若い人たちには、それこそ命をかけた切実な問題ですので、真剣に考えてもらいたいです。