連続児童殺傷事件を起こした、酒鬼薔薇聖斗が、「元少年A」の名前で手記を発表したそうです。
若い方はご存知ないと思いますが、1997年に神戸で起きたこの事件は、切断した11歳男児の頭部を、中学校の校門に置き、自己陶酔した犯行声明文を送りつけるなどの猟奇性、そして犯人が中学生だったことから、社会に大きな衝撃を与えました。
14歳だった犯人は、少年法により刑事罰に問われず、医療少年院に送致されるにとどまり、少年法改正のきっかけにもなりました。
被害児童のお父様は「手記を出すことは報道で知った。なぜ、このように私たちを苦しめるようなことをしようとするのか、全く理解できません」
とコメントされています。
本好きな僕としては、この手記に大変興味がありますし、読んでみたい気持ちもありますが、絶対に読みませんし、買いません。
彼は、平成17年1月に、関東医療少年院を退院し、社会復帰したそうです。
彼が自分の過去を隠し、働き、生きていくことに、我々第三者があれこれ言うことは出来ません。
彼が本当に更生したのかどうかも分かりませんが、日本は法治国家ですから、彼には人権があるし、表現の自由も有しています。
ちなみに今回の出版は、彼自らがそれを希望し、仲介者を通じて太田出版に持ちかけたそうです。
今確認すると、6/16現在、アマゾンでは、この元少年Aによる「絶歌」がランキング1位になっています。
ベストセラーになって、彼は莫大な印税を手にするんでしょうね。
その金をどう使うのか、本人の勝手でしょうが、僕は何となく釈然としません。
自分が犯した罪ネタで金儲けしたいなら、顔と本名を出すべきですね。
元少年A?
今は32歳の一端のオッサンですよね?
もう少年法は彼を守ってはくれません。
遺族にも内緒で、こんな卑劣なやり方で金儲けするのなら、匿名でこそこそやるのではなく、その面と本名をさらすべきです。
その勇気がないなら、真面目にコツコツと働くべきですね。