”ありがとう”  は

 

行為に対する承認。

 

 

”いつもありがとう” は

 

存在に対する承認。

 

 

 

 

たとえば、

わたしが何かの植物だったとして

 

 

 

”ありがとう”  は

 

一つ、ひとつの葉に受ける 雨粒。

 

 

 

”いつもありがとう”  は

 

わたしが根を張る、その土壌いっぱいに

 

染み渡る 水。

 

 

 

 

 

満たされたから、それだけで

 

しばらく、ここで生きていけそうだ。

 

 

 

 

 

 

”ありがとう”  と

 

”いつもありがとう”  を

 

 

大切な人から

 

受け取れたなら、とてもうれしい。

 

 

 

大切な人へ

 

手渡したい。できる限り忘れずに。

 

 

 

行為の承認。

 

存在の承認。

 

 

 

大切な人と

 

受け取りあっていたい。

 

 

たとえ無造作に手渡されても、

 

見落とさないように。

 

 

 

 

 

 

 

"いつもありがとう" は

 

言われると、とても嬉しいし

重みが違いますよね。

 

 

 

娘が最近、お風呂掃除を

手伝ってくれるようになって

 

「結構大変なんだけど〜えー

 と言いながらも

 数日おきにお手伝いをしてくれるので

 

 

「大変なぶん、お母さんは

 すっごく助かってるよ。いつもありがとう」

 

 

そう、伝えたら

 

嬉しそうに、誇らしそうに

彼女は笑っていた。

 

 

 

行為に対する

"ありがとう" 以外にも

 

 

過程に対する

"ありがとう"  、そして

 

 

姿勢に対する

"ありがとう"

 

 

 

わたしは何に感謝を込めて

伝えたいんだろう。

 

 

そして、今日は

自分自身にも

少しだけ

 

感謝の想いを込めてみる。

 

 

色々あったけど、ここまで歩いてきた

過程に。

 

色々あるけど、

自分の望むことをしよう決めた

姿勢に。

 

 

 

 

いつもありがとう。

 

 

 

 

 

今日は、そんな気分です。

 

 

 

 

お越しくださり

ありがとうございました。

 

明日もいい日でありますように。

 

 

山本 麻莉