4歳の息子は
目をつむるのが怖いのだと言う。
 
だから、眠りに落ちる時も
 
もう今にも落ちそうなのに
 
必死で、それに抗って
どうにかまぶたを開けようとする。
 
 
その攻防のひとときが
そばで見ている側からすると
たまらなく、可愛くて
いとおしい。
 
 
この必死の攻防も
あと何年かで
失われてしまうんだろうなぁ。
 
 
きっと彼は
 
その怖さも
 
怖いと思っていたことすらも忘れて
 
何も考えずに、ぐうぐう眠る日を
やがて迎えるのだろう。
 
 
 
 
長い時間をかけて
 
怖いと思っていたものが
いつの間にか怖くなくなっていた
 
そんなことは、わたしたちの人生で
いくらでも起こるんだと思う。
 
 
 
その怖さに
思い切って飛び込む。
 
世界が急展開するくらいの
スピードで、変わる。
 
 
 
波打ち際で、おっかなびっくり
素足で踏み入れては、
 
また引っ込める
その繰り返し。
 
そんなふうに、少しずつ
怖さを感じなくなっていくのも
また、いい。
 
 
 
勢いをつけて
思い切って飛び込むのも
いい。
 
時間をかけてゆっくりと
馴染んでいくのも
いい。
 
 
 
怖いものの奥には
 
 
とても大事なものが
 
隠されているものだから
 
 
 
最短距離でも
 
遠まわりでも
 
いずれ、やることになる。
 
 
どちらの道でも
楽しくね。
 
 
 
 
 
 
 
 
お越しくださり、
ありがとうございました。
 
明日もいい日でありますように。
 
 
 
山本麻莉(マリ)