約一ヶ月ぶりに、髪を切ってきました。
生き返りますね。毛先が。
はー、すっきり。
髪型というものが、
思っている以上に
わたしたちのセルフイメージに大きく影響している。
そう気づかされたのは
この本に出会ってから。
「似合う髪型」を探すのではなく
髪型の力を使って
「なりたい自分」に、なるのだ。
力強くて温かいメッセージに
昔からのコンプレックスを解放されて
ぼろぼろ泣きながら読んでいました。
今日、訪れた美容室でシャンプーを担当してくれたのは
まだ20代前半くらいのアシスタントの男性でした。
シャンプー台で目を閉じて、わしゃわしゃされること、数十秒。
・・・むむっ?
なんだか、いつもとは違う。
なんだか、めちゃくちゃ気持ちいい。
指を動かす力加減も、
前頭部をマッサージする時の指の位置も。
絶妙に、わたしに丁度よくて気持ちいい。
なので、
「かゆいところはありませんか?」
という、決まり文句を聞かれた時に
「あの、めちゃくちゃ気持ちいいです」と
思わずストレートに口に出していました。
そう伝えると、彼は嬉しそうに
「ありがとうございます。
これで、今日一日頑張れそうです」と言ってくれました。
それを聞いたわたしも
一緒に嬉しくなって
「あぁ、ちゃんと口に出して、伝えてよかったな」と思う。
もしも、わたしが「あぁ気持ちいいな」と
心の中で感じたまま
シャンプーを終えていたなら
こんなやり取りは発生しなかった。
口にしなかったなら、この世に存在しなかった、言葉。
口にしたから、この世に存在して、彼に届いた。
その瞬間を目撃できたことに
わたしの方こそ、感謝したくなる。
きっと、シャンプーをするという
「瞬間」の行為だけじゃなくて
きっと、何年も時間をかけて磨いてきた彼の技術、
「積み重ねた時間」への
自然とわき上がった、敬意と称賛。
そういうことだったのかなと、
後からぼんやり考える。
口にしなかったなら、この世に存在しなかった、言葉。


