身近で大切な人、たとえば
家族やパートナーに
 
伝えたい想いがあったとして。
 
 
なるべく軽く、渡すようにしている。
 
 
 
たとえば
 
ビーチボール。
 
バドミントンのシャトル。
 
なんなら
紙飛行機。
 
 
当たっても痛くない。
 
ラリーは、続かなくてもいい。
その場で返ってこなくてもいい。
 
 
返ってこなくてもいい、と思えると
自分が、楽だから。
 
 
 
 
それは、
傷つきたくないとか
煩わしさを避けている、
 
というのとは
たぶん、少し違う。
 
 
 
 
過度に期待しない、ということ。
 
自分が予想した反応が
返ってこなくても
「まぁいいや」と思える、ということ。
 
 
 
もしもほんとうに、
傷つきたくないとか
煩わしさを避けているとしたら
 
ビーチボールは、投げない。
 
紙飛行機を、飛ばさない。
 
 
意味がない。
それすら、怖いから。
 
 
 
 
わたしは、あなたに
伝える。
 
 
気持ちを
伝える。
 
 
 
あなたが
 
 
心を開いて、受け止めてくれるかは
知らない。
 
その後で、どんな化学変化が
あなたの中で起こるかは
知らない。
 
 
知らない。
 
 
 
けれど、何かを感じてくれたなら
3日後でも、
半年後でもいいから
 
 
そっと、感じたことを
ビーチボールに、
紙飛行機に乗せて
 
わたしに 返してくれたならいい。
 
 
 
わたしはあなたに
委ねる。
 
 
空に向けて
そっと、
押し出す。
 
 
手渡す。
 
 
手放す。
 
 
* * * * * * * * *
 
 
昔読んだ漫画の、
スラムダンクの中のシーンで
 
主人公の桜木花道が
レイアップシュートという
基本のシュートを練習している時に
 
ボールは投げるんじゃなく、ただ、
「置いてくる!!!」
 
 
という場面が頭の中でずっと
リピート再生されていました。
 
 
あんまり関係ないかも。なさそう。
 
 
 
わたしはあんまり、
会話の瞬発力が高くないので
 
後から思い返して
「あぁ、こうやって言えばよかったのに…」
みたいな後悔をすることが
とても多いです。
 
 
だから、自戒の意味を込めて
 
その時、その場で返ってきたレスポンスに
 
過度に期待をしないように
しているような気がします。
 
 
 
 
最後までお付き合いくださり、
ありがとうございました。
 
明日もいい日でありますように。