何年か前
育児休暇中で、比較的時間に余裕があった時
社会とのつながりが薄くて、けっこう弱ってた時
 
図書館に入り浸っていた。
 
そこで、新着図書の棚に置いてある
興味を惹かれた本を
手当たり次第に読む、という事をしていた。
 
 
 
情報が新しい、ということは
それだけである程度 読む価値がある。
 
とりわけ「新書」は
著者が扱っているテーマの中でも旬なものを
読みやすく、きゅっと凝縮して書いてあるから
意外と密度が高くて。
新しいことを広く浅く知るのに適していた。
 

 
 
『入門ユダヤ思想』という本は
ちっとも入門じゃなくて、挫折した。
ボブディランの「風に吹かれて」がユダヤ思想にルーツを持つ。ということだけ覚えてる。
 
 
『僕らの社会主義』という本は
ごく初期の、イギリスとアメリカの社会主義を紐解きながら、「あったかもしれない社会主義」について語られていた。
ここから哲学者の國分功一郎さんを知り、
数珠繋ぎでどんどん著書を読んでいった。
 
 
『こころの文化人類学』という本では
アイヌの伝統儀礼「熊送り」が紹介されていたのだけど。
後日、そこで使われていた祭礼品が
国立博物館に展示されているのを見た時に、
記憶が繋がって感動したのを覚えている。
 
 
読んだ内容のほとんどは
ぽろぽろと忘れている。
残った少しの断片が
わたしの心の中に、取っ掛かりを作っている。
 
 
 
手当たり次第と言いながらも
わたしの興味があるのは「人」だ。
 
人そのものと言うより、
人が考えてきた事、これまでやってきた事
どんな風に世界を見ているか。
 
人は、何によって動かされるのか。
 
 
そんな事を多く知りたい、
自分の中にストックしていたいと願っている。
 
ばらばらだった点と点が
ある瞬間に 繋がって、線になって
世界は今より少しだけ深みを増す。
 

 
わたしは
この世界で何が起きているのかを知りたい。
 
生きているうちに知り尽くすことはできなくて
図書館の本を読み尽くすことはできなくて
それは わたしの人生では足りなくて。
 
でも、わたしはこの小さな小さな行為を
誰に強制されるわけでもなく
続けていくんだと思う。
 
 
 
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右矢印 わたしの資質34はこちらになります
 
 
 
去年の秋くらいから、
本があんまり読めなくなっちゃいました。
これ以上はもう入らないよ、とでも言うように。
 
仕方がないので、そろそろいい加減に
インプットした分、
アウトプットもしていかなくちゃ。
 
そんなこんなで手探りで
このブログを書いています。
 
 
 
お読みくださり ありがとうございました。
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