本当は、
知らない人や、初対面の人が苦手な私。
だから、職人さんがいる現場に行くのは、勇気、というか気合というか、
そういう類のものが要る。
それに追加して、
私の状況は、少数派。
未婚の女が一人で家を建てる、という、到底理解し難いと思う人もいるだろう。
現場に行くのは勿論一人。
ご主人様はお仕事ですか、
と必ず聞かれる。
想定内。
さほど気にならない。
むしろ、私が答え方を間違えると、
聞いた方が気まずい感じになる。
なにより嫌なのは、
狭い、と言われること。
壁がついて、
仕切られると、
もっと狭く感じますよ、
と。
私、今の時点で狭いと思ってないし、
仕切りがついた広さのシミュレーションは、今住んでるとこで散々した。
別に狭くない。
むしろ、
一人の家にしては贅沢だなぁとすら思ってるわ。
独立した部屋としての書斎あり、
その他にダウンフロアにした音楽室あり、
寝室に、
ウォークインクローゼット、
シューズクローゼット、
LDKは勿論だし、
サンルームもある。
人がどう言おうと思おうと、
自分が満足ならそれがベスト。
だけど、
行くたびに、
職人さんに疲れてしまう。
もうあとは、
施主検査まで、
行くのはやめようかなぁ。
と思った。
仕事に邁進しよう。