すっかーーんっ
宇宙の人たちが
オクラさんは、まだ実ができていたので
と晴れた週末の朝。
空を見上げて
平日は空を見上げることが
ほとんどないことに気づく。
いつも畑へ連れて行ってくれる
大好きなお友達は
素敵な晴れ女。
ぴっかーん。
宇宙の人たちが
雲に隠れながら
地球を観光してそうに見える。
家族旅行ですか。
楽しんでますか。
とっても面白いんだよー。地球って。
3時間しか寝ていなかったので
途中で体がピリピリしたけど
畝を耕して
水撒きもして
種撒きまで完了。
オクラさんは、まだ実ができていたので
居残り組。
お友達と畑にいると
時間が流れる感覚がなくなる。
宇宙空間にいる時に似た
フワフワとしていて
ただそこにいるだけの感覚。
自分と土と風とが
すべて一体になって
自分が無限に広がる。
とても心地良くて好き。
体のピリピリは
お茶と
ソイラテと
ベーグルと
そばういろうと
わらび餅と
豆腐ドーナツと
おかきを食べたら治った。
そして
かおり先生に
見透かされていたかのように。
夕方からのお料理オンラインレッスンは
「食べ過ぎを落ち着かせる甘いお野菜スープ」を
作ってレポートすることが宿題。
マクロビオティックとは。
ただ菜食というわけではなく
大いなる宇宙。
自分の体＝宇宙。
もしかしたら自分は
誰かの体の中の
小さな小さな細胞の一部で
地球が細胞核で
その誰かの体が宇宙なのかも。
誰かの身体の中の細胞の一部である私には
宇宙の果てなんて
見えないし
宇宙もいっぱいあることになる。
時間が流れているものではなく
私たちが
宇宙という誰かの身体の中を
流れているのかもしれない。
電車に乗ると
車窓の景色が流れて見えるけれど
動いているのは
車窓の景色ではなく
乗り物に乗っている自分なんだもの。
誰かの身体の中を流れていることに
身も心もゆだねて
感じることと
楽しもう。
そんなタイミングがやって来る。
右側に
スケスケな宇宙船か
時空の狭間。