どーも、かねとーです。
本日は映画のレビューをしたいと思います。
こちらっ
【リバーズエッジ】
行定勲監督作品、主演は吉沢亮さん、二階堂ふみさんとう新進気鋭の俳優さんたちです。
私は吉沢亮さんの演技が気になって劇場に観に行きました。私自身初めてのr指定作品でした。こちらの作品はR15指定です。
ネタバレにはなってません。ただ、少しだけ劇中の表現があるので嫌な人は見ないで下さい!
見終わった直後の感想としては、純粋に、素直に
「感情が足りない」
そう思いました。
舞台は90年代の高校、吉沢さん演じる山田君はゲイでいじめられっ子。裸でロッカーに閉じ込められるシーンもありそれはそれは体当たりの演技でした。私にとってはかなりの衝撃作で、昔の高校生ってこんな感じなのかとかなりのカルチャーショックをうけました。煙草も学校で吸ってるし、お酒もガンガン飲んでるし。
大人びてるなとも思ったし、逆にそれが私の感覚だと少し気持ち悪いというかカオスな感じに思えました。上述の「感情が足りない」というのは「感情が追い付かない」という風にも思います。
ただ、自分とは到底かけ離れた光景だったはずなのに、理解するには及ばなかったはずなのに、なんとなく「当時の社会の縮図」なのかなとも思いました。(当時を生きてた人にも意見を聞いてみたいなとも思いました]
山田君は川辺にある一つの死体に惹かれているのですがそこでこんなようなセリフを言っていました。
「みんな生きてるか死んでるか分かんないけど、これは確実に死んでる」
(正確なセリフではありません。あくまでもニュアンスです。)
今思うとこのセリフに人間が生きる意味みたいなものを考えさせられます。
山田君はいじめを受けているからこそ自分の存在意義の様なものを考えているのかとも思います。
「心臓が動いているからその人は生きている」
「自分の意志で動いていない人は生きていない」
「生きる理由がないと生きてるとは言えない」
私自身もいろいろ考えました。
スクリーンの中の山田君はどんないじめを受けても生きていました。
でも彼は自分を生きているようにはどうも見えなくて、「川辺の死体」と「校舎裏に捨てられていた子猫」「片思いする男子生徒」に想いを、感情を向けていた気がします。他の方向を見ている時の山田君の感情は空っぽのように思えました。それは感情とは違う「欲望」とか「義務」、というという名前のものだと思います。
行定監督の作品はあまり本数は見ていませんが何となく、じわじわと大きい山が迫ってくる感覚があると思います。
よくある映画だとヒロインが急にいなくなるとかが作品の山になったりすると思うのですがそれはなくても、ゆっくり、ゆっくり自分の内側から迫ってくるような。だから観賞中は落ち着いて作品のセリフとかにしっかり注目しながら、そして見終わった後はとてつもない満足感があって好きです。
こういう映画が好きな人はリバーズエッジはお勧めです。この作品は落ち着いてはられませんが(笑)
本日はこの辺で!見た方は感想をぜひ共有しましょう!!
じゃ~ね~。