北海道の初夏を代表する花 ✿ 年に1ヶ月だけ開放 ‘すずらん群生地’ | rikuchalohaの傍らにいつも地図☆

rikuchalohaの傍らにいつも地図☆

愛読書は?と尋ねられたら「地図帳」と答えてしまうかもしれない。全く奥深いものじゃないのが情けない(~_~;)。
なんてことない日常に地図が絡んだっていいじゃない。
地図はつきものの旅から、地図にコジツケの散歩道や道産おやつなどのひとりごと★

日高管内にある平取町の日本一へOld Mini
平取って、通り道といった場所でもないので、なかなか行く機会のない町にひひ



この時期に一度行ってみたかったー〝すずらん群生地すずらん

平取町幌尻岳のふもと芽生(めむ)に広がる野生のすずらん群生地
その広さは、日本一1番



なんと、今年で34回目を迎える「すずらん観賞会suzuran*
そんな昔からのイベントだったとはビックリマーク



遊歩道を入ったあたりは、見頃の八分咲きはな

駐車場を降りたときからほんのり香っていたけど、
歩き進むと、清らかな甘い香りがふわぁ~と漂い、こころ豊かな気持ちにハート



ただ、思った以上に遠かったーあせるあせる

平取の市街地から30キロほど山奥へ走るわけで、
国道から入った集落の貫気別(ぬきべつ)から、さらに13キロの看板アップ

正直、めげそうになったーショック!



群生地は、毎年5月中旬~6月中旬のすずらんが開花する時期のみの一般公開OPEN

一時期、絶滅の危機に瀕したすずらんを保護し、
10年もの歳月をかけて自然の状態に回復させ、可憐に咲く姿を取り戻した経緯がひらめき電球



葉の陰に花をつけるので、目線を落として見ると、香りも近づいてくる感じシャボン玉
つぼみの場所と咲いている場所が、香りで嗅覚でわかるくんくん2



緑いっぱいの森の群生地なので、森の香りも混じっているかも水玉
虫の声や小鳥のさえずりが聞こえ、マイナスイオンたっぷりのここちよい森林浴木漏れ日



すずらんの花言葉のひとつが「幸福の訪れ」なことから、広場には〝幸せの鐘ベル
誓いの鍵をかけることもできるみたい鍵



ワラビとすずらんのコラボわらび
ボランティアさんが開花前に雑草を取り除いているけど、それでもさまざまな植物と共存新芽



葉の陰にひっそりと純白の花を咲かせる姿は、まさに君影草すずらん
すずらんの別名ネニコニコ



普段は葉で高温を遮るすずらんが、西日を浴びて、葉に影を映す姿すずらん
ちょっと狙えたーーっキラキラ


北海道の初夏を代表する花、すずらんすずらん
平取町はもちろん、札幌市の花でもあります人差し指

北海道の人里はなれた山奥に、
1年に約1ヶ月だけ公開される野生のすずらん群生地、どこか神秘的アオキラ


☆ 芽生すずらん群生地
  沙流郡平取町字芽生
  開放期間:5月中旬~6月中旬の約1か月  公開時間:6時~18時  鑑賞無料
  ※ H30年のすずらん群生地開放期間 5月16日(土)~6月10日(日)


reported by rikucha