そういえば、暮れの京都旅で訪ねた〝龍馬ゆかりの京都
〟を記しておくのを忘れていました
『
龍馬伝』の復習も兼ねた、年末京都旅でもあったので
京都の街中には、
龍馬にゆかりのある場所が数多く残っていますね
いままで、数十回となく京都を訪ねていながら、
龍馬ゆかりのスポットを歩いたことがなかったので、新鮮でした
まずは…
京都・伏見の龍馬と言えば、忘れてはならない「寺田屋事件」
後の妻･お龍の機転と薩摩藩のおかげで、その危機を乗り越えた場面
弾痕や刀痕がそのまま残っています
寺田屋事件のものなのかな
こちら龍馬さんが使っていたお部屋
そう、寺田屋さんは、いまでも泊まることのできる旅籠なのです
なんだか、泊まってみたい
寺田屋の建物は、鳥羽・伏見の戦いの兵火で一度は焼失し
現在の建物は、その後当時の敷地の西隣に再建されたものです
寺田屋の東側、油掛通から蓬莱橋にかけて南北にのびる商店街
龍馬は、このあたりを駆け抜けて逃走したといわれていますね
こちらは…
京都の公園の中で最も親しまれている円山公園
ここに、坂本龍馬と中岡慎太郎のふたり揃った像
龍馬は立ち、慎太郎は左手に刀を握り片膝をつき、希望に満ちた表情
材木商
の「酢屋」中川嘉兵衛宅に、龍馬が半年近く住まっていた、と姉の乙女あての書簡に書かれいたそうです
現在、２階の龍馬が過ごした部屋は「龍馬ギャラリー」として一般公開され、
自由に見学することができます
中岡慎太郎が、脱藩後に住居とした書林菊屋の跡
坂本龍馬と暗殺された「近江屋」は目と鼻の先
現在では、あぶらとり紙専門店「象」が店を構えていました
龍馬最期の地、近江屋跡
龍馬が醤油商「近江屋」井口新助宅に移ったのが、10月13日。
33歳
の11月15日に、ここを訪れた中岡慎太郎とともに京都見廻組に襲われ落命
現在は、サークルKサンクス
に。お花が手向けられていました
龍馬の眠る地
京都･東山の霊山護国神社
明治維新の前後、またはそれ以降に
国家のために亡くなった人たちを祀り弔った神社
坂本龍馬や中岡慎太郎をはじめ、幕末勤王の志士1,356柱、
明治以降の日清戦争などの戦死者も祀られている。
龍馬の墓は、京都市内を見渡せる霊山墓地の中央に
京都だけでなく、日本を見守っているのだろうな～
毎年11月15日には、墓前祭が開かれるのだそう。
東大路通りから京都霊山護国神社へ向かう参道が「維新の道」
日本の未来を切り 拓く希望の道だった、
高知･梼原の元祖「維新の道」からついた名前なのだろうか
このあたりから、かなりの登り坂となっていて、キツいっ
☆寺田屋 京都市伏見区南浜町263 075-622-0243
館内見学400円 お庭は自由
☆円山公園 京都市東山区円山町 円山公園内
京阪電鉄四条駅から徒歩約8分
☆酢屋 京都市中京区河原町通三条下ル
地下鉄京都市役所前駅からすぐ
☆書林菊屋跡 京都市中京区河原町通四条上ル東側
阪急京都線河原町駅すぐ
☆近江屋跡 京都市中京区河原町通
阪急京都線河原町駅すぐ
☆京都霊山護国神社 京都市東山区清閑寺霊山町１
市バス東山安井バス停より徒歩20分ほど
参拝時間 9:00-17:00（冬季～16:30）参拝料金300円
reported by rikucha