メモリーズ…

 

 

保健所から引き出した哀しい目をした

ビビり猫ポポ…

 

 

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 保健所で初めて出会った頃

 

 

 

 

 

母親と姪っ子には懐き

私にはさっぱり汗

 

ある日母親と話しながら

こたつの中にいるポポを

撫でていたら噛まれドンッ

 

思いっきり叱って

怒ってしまった私ショック

 

その日を境にご飯食べなくなり

検査入院、再検査

F P Iと診察され…

 

 

 

 

薬飲ませず

保健所からはセカンドオピニオン勧められ

F P Iの診察は難しいと

猫腸コロナウィルスだけだと

生きていられるとあせる

 

 

セカンドオピニオン

TNR日本福祉動物病院へ

 

病院では呆気なく余命2週間と言われ

希望は避け散り汗汗

 

助からないとわかっていても…

 

 

 

F I Pになって母親にすがって寝る姿

 

 

 

私にも初めて

にゃーおんと鳴き声あげ

この子は生きたいんだ!と確信しました

 

 

 

 

 

セカンドオピニオン通いながらも

医師が踏ん切りつける頃かもと言われても

安楽死は選べませんでした

 

 

ポポも殺される注射💉だと

わかるでしょう…本能で

 

何かないかと

免疫力高めるコルデイというサプリが

気になり…おーっ!

 

 

最初の動物病院で出してると

ネットでわかり

セカンドオピニオンに行った事全てはなし

 

又2種類の薬と

それを口に入れる注射器予防接種とコルデイを

 

もう抵抗する体力もないのか…

母親が抱っこし

私が口を開けて注射器から薬

柔らかい缶詰食べさました

 

尻尾が太くなったんです!クラッカー

毛もふさぁ〜と毛艶よくなったんですビックリマーク

 

え?!びっくり期待してしまいました

 

 

痩せていても・・

 

 

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顔がもう別猫のように小さくなり

 

 

 

 

 

風呂場に来たり…

 

 

 

 

 

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この小さな体から薬品の匂いがします

点滴、ステロイド注射、

インターフェロン注射💉


この小さな体に

もう目いっぱいなのではないかと

思いました‥


 

母親と寝たり

渾身の力をあげて

二階上がって母親と寝るのです

 

 

 

 

母親を見つめています

暗くてわかりづらいですが

 

 

 

点滴だけは通いました

 

最初の病院から出された薬を

飲ませられるようになってから

尻尾が来た時よりも

本当に毛艶、太くなったので

 

まだ生きるのではないかと思いましたキラキラ

 

気持ちがぱっと明るくなりましたクラッカー

後、一年でも半年でも生きてほしい

 

この調子なら

本当にまだまだ

生きていられるのではないかと

 

しかしある日

セカンドオピニオンの

点滴をうちに病院通いながらも

帰ってきた日呼吸が苦しそうです

 

口に薬をいれましたが

もう、凄い拒絶してました

 

その様子見て

…命が尽きるのがわかりました

 

こたつの中にこもり苦しそうにしてます

今夜もたないだろう‥と思いました

 

 

セカンドオピニオンの医者は

最後は衰弱して眠るように

亡くなると言ってましたが

 

苦しそうじゃない!あせる💢

 

たまに覗くも本当に

呼吸苦しそうです…

 

もう、なすすべもなく…

今夜がやまばだとおもいました

そっとしておきました

 

朝、起きてこたつあけてみると

ポポはまだ生きていてくれました

しかし

苦しそうにする体力もない感じでした

 

それから2時間後

こたつあけてみると

 

口を大きく開けて

のけぞったように目を開けたまま

亡くなっていました…

 

すごーく苦しみながら

死んでいったのがわかりました…

 

セカンドオピニオンの医者の予告通り

本当に2週間で死んでしまいました

 

私の延命措置はむごかったのか…

 

医者が勧めた時

ここまで苦しみながら

死ぬのであったのなら

安楽死を選ぶべきであったか…

 

又なんとも言えない気持ちになりました

うわーんと泣くというより

ポロりと声出すことなく涙がでました

 

病院から帰宅した母親に死んだよ…と言うと

こたつあけ母親のほうが

ポポちゃんあせるうわーんあせる

ワンワン泣いてました…

 

目を開けたままなのを

母親が目をとじました

 

2件の医者に電話しました

亡くなった事報告しました

保健所にも…

 

ベットにポポの亡骸に

花束いっぱいまき

線香と水をあげました

 

 

 

 

 

 

医者からの紹介で寺の方に

引き取りに来ていただきました

さっとお経唱えていただき

骨にして又届けていただきました

 

寺に預けようと思いましたが

飼い主のそばにいたいはずだ!っと

思い‥今も遺骨は

私のベットサイドに置いてあります

前の猫と一緒に…

 

 

不思議な事なんですが…

前の猫の時もあったのですが

ポポが死んで遺骨は

縁側のある部屋に置いていたんですが

 

洗面所で歯を磨いていたら

その部屋から

猫の首輪の鈴の音の弱い音が

一度だけ聞こえました…

本当です…

ポポの首輪の鈴の音でした…

 

    つづく…

 

        ニーナショボーン