飼い主のおばちゃんが死亡孤独で
脱走した白黒はちわれ猫たまちゃん
私の家に入りたがった
しかし母親猛反対
縁側にビニールハウスを作り半年ほどいました
夜は真っ暗なビニールハウスに1匹ぼっち…
母親説得できず
やはり外より家の中の方がいいのではないかと・・
新しい飼い主さんに話しに行きました
新しい飼い主のお父さんは、そうですか？
ずいぶんあなたに懐いてたからね～と
お礼も言ってくださり、近いうち迎えにいくとの事で
暖かい寝床まで作ってくれて有難うって言ってくれました
新しい飼い主さんに返そうと決心したもの
たまちゃんの世話をしながら寂しいな…と
返したくなかったんでしょうね・・私の本音は・・
それから３日後・・
新しい飼い主の息子さんが縁側にいるたまちゃんを
迎えに来てたまちゃんとご対面したら
たまちゃんがシャーと怒唸っていました
私はシャンプーとかしてるから嫌われてんだよ～と
その瞬間サッと逃げちゃいました
又明日昼頃迎えに来ますって帰りました
え！？
又明日来るの⁉寂しいな・・と思いながら、明日か・・と
次の日・・
朝はビニールハウスにいたのに
昼ごろ、お父さんが迎えに来たらもぬけの殻
いないのです！
いつもはハウスの中で寝ています
危険を察知し逃げたのかしら？
仕方なく帰って行きました
なぜかホッと喜ぶ私…
母親、あんたホントは返したくないんだろ？…と
で、今日は大丈夫だろうと
嬉しい気持ちで部屋でくつろいでいると・・
夕方、下の縁側で
にゃゃぁー！・・と
！・・とたまちゃんの鳴き声と人間の声が聞こえ騒ぎが
え
又迎えに来たの？
又迎えに来たの？明日じゃないの？
慌てて階段おりたら
縁側で母親と新しい飼い主のお父さんが
たまちゃんを連れて行こうと
たまちゃんは体の重みをいかして
ビニールハウスで踏ん張っています
新しい飼い主のお父さんが抱えて連れて行くところ
泣きながら追いかてしまいました
地面に這いつくばっているたまちゃん
お父さんもたまちゃん抱き上げたくて
重い重いと必死
重いと必死ごめんねたまちゃん約束守れなくて
たまちゃん約束守れなくて横でギャーギャー
泣く私
泣く私（迷惑だったと思います)
地面にはりついて抵抗するたまちゃん
お父さんは両手でたまちゃんの両腕を持ちながら
よろよろと、飼い主さんの自宅にいきました
家に帰り泣く私・・
母親と又喧嘩！
次の日、縁側のビニールハウスを二人で片付けている間
一言も口ききません
ビニールハウス解体、段ボール、猫ベット、式マット
全部捨てました
縁側が、スッキリ綺麗になり
母親大喜び
私は、寂しい気持ちでいっぱい
あんなに家に入りたがった猫なのに
いっそ猫ちゃん連れて家出ればよかったかと
それから2週間…
新しい飼い主のお父さんはたまちゃんに会わせてくれました
あのおばあちゃんが死亡したお家に一匹でいますが
約束通り部屋でもう紐でつながないと、
息子さんがシャンプーしたと、きれいになってました
やはり半年も外にいると汚れていますし
朝と夕方夜2回ご飯あげにきてると…
後、世話をする人も覗きに来てると…
でもやっぱり寂しいよね
飼い主が死亡孤独で脱走たまちゃんは
もう私に素っ気なかったです
あんなに頭突きして、
いつも私を待って離れなかったたまちゃん
ごめんね
優しいお父さんには懐いている感じ
良かったです
飼い主が死亡脱走、縁側にビニールハウス作り
半年ほどいて結局は元のさやにもどりました
脱走直後、
外で（たまちゃんの事何とかするからね～
お家に入れるから待っててね～）・・と
言うと、急に何度も頭突き、私を回りながら
ニャーと
何度も体すりよせて離れなかった
何度も体すりよせて離れなかった外に出るとビニールハウスから出てきて
玄関前まで、にゃ～と待っていた
飼い主が死亡脱走したたまちゃん…
たまちゃんごめんね・・といいながら
私は帰りました・・・
つづく・・
ニーナ
この後、たまちゃんは又、脱走します・・・ 笑