”千穐楽”  不良少年と天使の恋の唄2021 | たばお のブログ


不良少年2021





 

今回の舞台は現実社会に忠実な演出だったね

 

ストーリーや役柄、言い回しや効果音

自分たちが日常で感じている音や言葉

 

普段の何気ないいつもの生活で感じるもの

力を入れず す~っと入っていける舞台だった

 

ちょっと脱線

今回の役名に付いて

 

純平=純粋な心を持った平和主義者

美雨=美しくも雨に打たれてしまう悲劇のヒロイン

直人=文字通り真っ直ぐな人

夏妃=ひと夏のプリンセス

昴=昴の星座同様に星たちのまとめ役

咲夜=夜に花を咲かせ夜に散ってしまう可憐な花

未来=理想と希望に正直に未来に向かって生きていくひと

俊哉=強くて才能にたけたひと

 

脚本の方の思いがとてもよく伝わる役名だね

役柄とストーリーにちゃんと合わせた名前になってるね

 

ヒーロー、ヒロイン、プリンセス

三枚目、妹、しっかり者

悪役と悪役と戦う人

 

すごくシンプルでとても好き

 

話を戻します

 

この物語

続編があるみたいだけど

今回は黎明編なのかな

心変わりが早い20代前半の

みんなが経験する物語

 

バンドとアイドルそして舞台

自分にとっては人生の大きな楽しみ

楽しみのフルコース

 

売れていようが売れていなくても

自分にとっては関係ない

自分の魂を揺さぶる人たちに

ついていくよ

 

常に光っている必要はない

一瞬の最高の輝きにすべてをかける

 

その一瞬の最高の輝きが

魂を揺さぶる

 

99%は土の中

だけどその土の中で

一瞬の輝きのために

延々と繰り返される試行錯誤と努力

 

魂が揺さぶられる一瞬の輝きは

その土の中ではぐくまれた果実が感じられたときだけに

見出すことができる

 

人の感情は

人の感情でしか動かせない

 

人の感情は

全ての負の結晶を打ち砕く

 

人は

人の感情によって

生きていくことができる

 

「実体のない儚くも残酷な世界?」

咲夜には気づいてほしい

 

人はそんな世界にはついていかない

人は

「実体のある泥臭い生々しい感情の世界」

に魅了され、永遠に心に刻まれるんだと

 

芸能界の魔力なんてものは存在しない

「芸能界がすきだからアイドルをやっている」

大変結構なことだよ

 

だけど

「芸能界そのものに魅力を感じる」

ということであれば今すぐやめたほうがいい

 

虚構の偶像はすぐに真実を暴かれ

人々の感情によって

砂漠の世界へと追いやられるよ

 

咲夜

 

まだやりなおせる

土の中で必死にもがいて

本当の輝きを得ようとしている

素敵な仲間が周りにいるから

 

咲夜なら大丈夫

きっと大丈夫

 

自分から土の中に突っ込んでいって

本当の輝きを得ようと頑張っているから

 

「頑張れ!」