「 ・・・・ 暑 っ 」
フェンス越しに見えるあの人を眺めながら 、
ミルクティーを片手にそんなことを呟くあたし 。
「 あ っ 、ゴールした 。 」
廉が蹴ったボールが
キーパーをすり抜け見事ゴール 。
、、、 サッカー部ってかっこいいな
そんな感動に浸っていると 、
監督さんからの
`` 休憩していいぞー `` の声 。
それと同時くらいに
こちらに走ってくる廉の姿
廉「 見た っ ??! 」
「 ゴールしたね 、 見たよ 」
廉「 どうやった ,,, ? 」
「 かっこよかった 。 」
廉「 ,,,,,,,,,, し 、 ししし知っとる 」
何なんだ此奴は 。
廉「 それくれ 。 」
「 へ ? 」
いきなり何かを指差したと思ったら
あたしのミルクティー 。
「 ,,,,,,,, でもこれ冷たくないよ ? 」
廉「 ええし 、 」
今度からはちゃんと
コンビニで冷たいアクエリ買ってこよ
なんて考えていると 、
廉「 休みの日までごめん 」
空になったであろうミルクティーの箱を
あたしに差し出す 。
「 いや 、 あたしが来たくて来てるから 」
そう言ってミルクティーの箱を受け取る
,,,,,,,,, 正確には受け取ろうとした 。
「 ,,,,,,,,,,,,,, ん 」
受け取ろうとして出した手を
廉にうまいこと待っていかれ
気づけば廉と重なる唇 。
廉「 じゃ 、俺行くわ 」
「 あ 、 うん っ 頑張って 」
彼とのフェンス越しのキスは
少しミルクティーの味がした 。
部活に青春をささげる彼氏に
あたしは青春をささげようと思います 。
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