~うるむside~
愛桜を安心させるように、抱き締めて、軽いキスを何度かして、家を出た時には、いつもの愛桜に戻っていて、安心した。
『愛、腹減ってない?とりあえず、病院に荷物置いたら、どっか行こっか?』
『えっ?パパ、入院してるのに?』
『ただの過労だよ?母ちゃんいるし、大丈夫だよ』
繋いだ手をギュッっとしながら、笑って見せたら、笑う愛桜に…もっと笑っていて欲しいな…と思う。
病院に着いたら、顔を洗ってる母ちゃんがいて…泣いたのかな?
まあ、いいんじゃね?
たまには、潤を想って泣いたら。
『愛、母ちゃんとジュース買いに行ってきなよ』
オレの財布を愛桜に渡したら、キョトンとした顔を見せたけど、すぐにオレが考えていたことがわかったみたいに、笑って、母ちゃんに声をかけて、歩いていった。
潤の病室のドアを開けたら、天井を見つめる潤は…ジワジワと仕事に穴を開けた痛みを味わっている最中だったんだろうか。
オレに気づいたら、ちょっと真剣だった瞳はすぐに色を変えた。
『おう、うるむ。悪かったな、色々』
『本当ですよ…』
笑いながら、荷物を置いて椅子に座ったら…太めの腕に刺さる点滴の針は…潤には、似合わねぇなっと思う。
『…まあ、いいんじゃない?たまには、なにもしないでジッとしてる潤とか見るの、母ちゃん新鮮で楽しいんじゃない?』
『なんだよ、それ…』
『…潤には、健康でいてもらわないと困るからさ…あの人、潤なしじゃ生きられないし…オレだって、あんな我が儘な人残されたら、困るし』
『…知ってる?うるむ。女より、男の方がよぇからさ…奥さんが死んじゃうと…3年以内に、男は同じ場所に逝っちゃうんだぜ?』
視線を天井に向けた潤の横顔を見ながら、なぜか手に力が入るのは、オレも自分で想像してみたからかな。
『なんか…わかる気がする…』
やっぱり、オレも愛桜と結婚して…年を重ねて…。
お互いに…。
おじいちゃん…。
おばあちゃんになって…。
愛桜に先立たれたら…。
寂しさから、病気になっちゃうだろうな…。
……潤もおんなじかな…。
おんなじだよね…。
つづく。
おはよう(●´∀`●)/
ああ、潤くん…。
ぶっとい腕におちゅうしゃしてみたい←えっ?
いやいや…。
潤くん、ずっと健康でいてね。
あっ、朝、あげた、ぐるっぽですが、一応、参加される皆様が不安にならないように、コメント欄でよくお見かけしていている方や、直接あたしが知っている方のみ、承認させて頂いていますことをご了承くださいm(__)m