ずっと楽しみにしてた…うるむと行くディズニーランド。
一年越しの想い…。
やっと来たこの日に…うるむを待つぞー!って、気合いいれてやってきたあたし…。
なのに…。
『お待たせ…』
あたし、かなり早く出たはずなのに、すでにディズニーランドの前で待ってたうるむ…なんでだぁ!。
『つーか…なんで、ここで待ち合わせかなぁ…迎えに行ったのに』
ブツブツ言いながら、手を絡めてくるうるむの手が暖かい。
前より大きくなって、あたしの手をすっぽり包む。
『だって、家近いから、こんな風に待ち合わせとかあんまりないから、たまにはやってみたいなぁって…』
『…ふーん。まっ、いっけど』
伸びた髪の毛をかきあげながら、笑ううるむは…妙に色っぽい。
いつから…こんな顔するようになったんだろう…。
知らないうるむ…。
あたしには…いつでも知らないうるむなんていなかったのに…ちょっと…寂しい。
1年前は…もう少しあどけなかった。
それは…あたしとしてない経験をしたからか…。
先に大人になってしまったうるむを考えると…いつも胸が苦しくなるけど…今のうるむといるのは、あたしなんだから…って言い聞かせる。
『愛桜…』
不意に顔を覗きこまれて、うるむを見たら、うるむの唇が軽く触れた。
『なんか寂しそうな顔してた。どした?』
うるむの心配そうな顔。
神経質なうるむに、ちょっとの仕草で心を見透かされそう。
一番気にしてるのは、うるむなのに…。
『そんな顔してないよ』
笑って、絡めた手をぎゅっとしたら、うるむからもぎゅっって返ってきた。
返ってきて、ふっと前を見たら、迷子らしい外人の男の子がいる。
近寄ってしゃがんで話したら…げっ!日本語喋らない。
うるむを見たら、笑って男の子の目線に合わせてしゃがんで話しかけた。
スラスラと話す言葉に…やっぱりうるむって…凄い…本当にニューヨーク行ってたんだな。
うるむが話してる間に、両親が走ってきて、あっさりお父さんとお母さんが見つかった。
嬉しそうに手を振って歩いてくのを見送った。
『ねぇ、凄いね、やっぱ。なんかあたしにも言って!』
うるむの腕を掴んで、うるむにせがんだら少し考えて言葉を出した。
『……You are loved all the time.』
『どういう意味?』
『わかんねぇなら、言ってっつーなよ。教えねぇ。自分で考えろ』
笑って歩き出すうるむに、頭の中でうるむの言葉を再生してみたけど、さっぱりわからなかった。
つづく。
お前のことだけをずっと愛してるよ的な意味でしたー。
ラブラブなお二人に、なんだか……いや、何もしませんって(笑)
……多分(//∀//)