松本潤と妄想ストーリー☆彡【15-58】 | 君と幸せになれる場所~9割以上松本潤妄想ブログ~
ひえー!!

近付いてきた顔を押し退けようとしたら、コツンとおでこに店長のおでこがぶつかった。

『やっぱり、熱あんだ。変だと思った…ってか、最近、無理しすぎ…って、オレが追い詰めてたのか…』

そう言って、椅子に座らせてくれた。

……ビックリした。

っていうか、普通にやってくんないかな?

心臓がバクバクしてる。

こんなこと潤くん以外されないから、なんか変。

『あとさ、明日から、オレと東京戻るよ?』

『はい?』

えっ?なに?今、なんつった?

『向こうの店長が急に入院になってさ、こっちは任せられる人材もいるし、オレ、東京に戻ることになったんだ』

『……はぁ…店長が戻るのに、なんであたしまで?』

『お前の世話役はオレだからだよ。ちゃんと帰る準備しとけよ?』

…えっ?

あの…あの…。

『困りますっ!』

『は?』

『今さら、困りますっ!』

あんなに潤くんに待ってるなんて言わせて、どのツラさげて…今さら帰るの?

帰ってきちゃった、えへっ。

なんて言えばいーの?

あー、ないない。

あり得ない。

やだよー、そんなの気まずいよー。

『なんだよ、彼氏のとこ帰れるのに嬉しくないの?』

笑いながら店長は、品だししてるけど…嬉しいけど…嬉しくない。

1ヶ月離れても頑張れるって…潤くんとはやっていけるって思ったら、変な自信に繋がる気がした。

『…嬉しいけど嬉しくないです』

『変なやつ。オレは彼女んとこに帰れるの嬉しいけどなぁ』

なんて照れ臭そうに笑う店長に、なんだ意外に…。

『ぶっ…あまーいっ』

『うっせっ!お前みたいに素直じゃない女には、わかんないんだろうな。さあ、お前、今日は家に帰って寝て、明日の準備しとけよ?』

『えっ?でも…』

『そんなフラフラしてるやついても足手まといなんだよ』

なんて言われて、無理矢理追い出された。

仕方なく部屋に帰ったら、ポツンとテーブルに乗ってる缶コーヒーにメモ。

メモを取って、ソファに寝転びながら、走り書きの字を見つめた。

ごめん…ちゃんと考えてくれたのに、もうすぐ帰ります。

しかし…この人の!マークって、なんでこんなに可愛いーんだろ?

いつもはあんなに意気がってるのに、ひょっこり可愛い部分が顔を出す。

メールもそうだけど…。

なんか変な笑いが出てきて笑いながら目を閉じたら、そのまま深い眠りにつつまれた。







そっから、オレは気持ち切り替えて彼女を待つことにした。

その日も、舞台稽古が終わって帰ってきたら、真っ暗な部屋に相変わらず慣れない。

帰ったら、おかえりって言葉が聞こえてくるような気がして、いつも耳をすませるけど、かえってくるわけもない。

ソファに寝転んで、指輪を弄ってたら、玄関の方からドアの開く音がした。

えっ?慌てて起き上がったら、彼女が入ってきて…えっ?

なんか意味わかんなくてポカンとしてたら、彼女が笑う。

『電気も点けずに、変な顔してなにしてんの?』

…意味がわかりません。

え?ついこの前、名古屋でオレは東京で待ってるって言いに…えっ?

『ど…ど…どうしたの?』

なんか動揺して、どもっちゃった。

『……寂しくなって…帰ってきちゃった』

ソファに座りながら、ボソッと可愛い声で俯いて言う彼女にちょっとドキッとして…。

ウソだろ?

寂しくなって…?

そんな可愛いことすんの?

思わず抱き締めようと手を伸ばしたら、身体が震えてるのに気付いて顔を覗きこんだら、超笑ってるし。

『お前、ウソだろ?何笑ってんだよ?』

頬っぺた摘まんだら、吹き出して笑いだした。

『あはははは。ごめん、ごめん。ウソウソ。なんかさ、今日からこっちに戻ってくることになってさ』

『は?』

な…なんだって?

今、なんつった?

『なんか、せっかく潤くんに名古屋まで愛を届けに来て頂いたんですけど、無駄になっちゃいましたー…って…痛いよ~…』

摘まんだ手に、思いっきり力を入れた。

『ふざけんな、バカ』

オレの決断は?

東京で待ってるなんて、カッコつけて言ったオレの決断は?

『いひゃいよぉ~!あたひのしぇいじゃにゃいもん!』

『ぶっさいくな顔して何言ってっかわかんねぇよ』

グリグリ指に力入れながら、本当は素直に嬉しいって言えばいいのに、オレ。

なんか今さらで恥ずかしくなった。

『散々、人を振り回しときながら、そんなオチかよ?ほら、チュッってしろよ?そしたら、許してやる』

『てぇはにゃしてくれにゃいと、できましぇん』

『は?だから、何言ってかわかんねぇよ』

グリグリしながら、最後に思いっきり引っ張って離したら、頬っぺた両手で押さえてスリスリしてる。

『…酷い』

『…チュッは?』

唇差し出したら、頬っぺた押さえながらチュッってされた。

『足りません…』

『…意地悪』

頬っぺた押さえてた手がオレの頬を包んで、唇が触れた。

可愛いキスがオレを何度も包んで、あー…彼女がいる。

今ここにいるんだ…暖かい唇が実感させてくれる。

最近、よく彼女とする夢見てて…欲求不満なのかと思うくらいで…でも、夢の中のキスは冷たい唇で…いつも目が覚めると虚しさに襲われた。

でも今は…暖かい。

何度か触れた唇が離されて、彼女と瞳がぶつかった。

『……おかえり』

『……ただいま』

彼女のおでこがコツンとオレのおでこにぶつかって、いつもみたいに、鼻を擦り合わせて二人で笑った。

せっかくの決心覆されたけど…。

やっぱり…。

お前が傍にいんのが一番嬉しい。




つづく。


ぶふっ(*ymy*)

盛り塩じゃないよー。

結局、帰ってきちゃった(笑)