「韓流」が消える!ユーチューブの危機
ユーチューブで韓国の番組が、見られなくなってしまう。MBC、SBSなど国内の主要放送局やケーブルテレビの番組配信サービスを代行しているSMR社が、2014年12月よりユーチューブへの動画の提供を中止したからだ。
韓国の主要放送局は、これまでSMRを通じて番組の映像を積極的にユーチューブで配信してきた。今日の世界的な「韓流ブーム」は、このオンラインでの宣伝活動が大きく貢献しているのだ。
SMRは今後、韓国のポータルサイト2社にコンテンツを提供すると発表。つまり、韓国のオンライン動画市場を掌握するユーチューブに対して、国内放送局とITメディア業界が共同戦線を張ったのだ。SMRはこの決定について「ユーチューブに契約条件の変更を申し出たが、要求を呑んでもらえなかった」ことが原因だとしている。
これには、カネの問題が大きく絡んでいるようだ。両者の広告収入の配分は、ほぼ半々だったが、新しく契約を結ぶ2社との間では、SMRは9割を独占できる。ユーチューブ側はSMRとの契約は国際標準だったと主張するが、韓国には他にも動画配信サービスがあり、ユーチューブの契約内容は妥当ではないという声もある。
SMRの今後の動向が注目される一方で、世界中にいる韓流ファンは大きな悲しみに包まれている。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41631