「感激時代」キム・ヒョンジュン“イケメンの壁”を乗り越え“本物の男”に変身(総合)
“ラインが美しい男”SS501のリーダーキム・ヒョンジュン(28)が2014年、イメージチェンジを図る。韓国で2009年に放送されたドラマ「花より男子 ~Boys Over Flowers~」で抜群のビジュアルを誇るユン・ジフ(花沢類)として、「イタズラなKiss~Playful Kiss」ではエリート青年ペク・スンジョとして整った容姿を強調し、女心を揺さぶったキム・ヒョンジュンが、「感激時代:闘神の誕生」(以下「感激時代」)では男の中の男に変身し、視聴者に新しい魅力をアピールする。キム・ヒョンジュンの俳優人生にとって確かなターニングポイントとなると予想されている。
「感激時代」は、1930年代の中国・上海と韓国を舞台に、日・中・韓のチンピラたちが繰り広げる愛と義理、友情を描いたロマンチックファンタジードラマで、15日から韓国で放送される。
制作陣は放送開始に先立ち、9日午後2時、ソウル論硯洞(ノンヒョンドン)インペリアルパレスホテルで制作発表会を開催し、「2014年最高の大作」「150億ウォンが投じられた作品。新しいスタイルのアクションドラマ」と伝え、期待を膨らませた。この日の制作発表会では上海ショー団やドラマのOST(劇中歌)を歌ったKARAのギュリの祝賀公演が披露され、会場を盛り上げた。
ドラマの演出を担当したキム・ジョンギュ監督は「僕は正直、映画やドラマを見る時はメッセージを考えずに見ている。視聴者のみなさんも、そうだと思う」と述べ、「特別なメッセージを届けようとするよりは、久しぶりに斬新なドラマをお茶の間に届けられるという自信がある。シノプシス(ドラマや舞台など作品のあらすじ)や台本を目にした時、頭の中に浮かんだ絵が良かった。視聴者も感動や面白さを感じることができるだろう」と伝え、期待を高めた。
またイケメンのイメージで女性ファンを虜にしてきたキム・ヒョンジュンをキャスティングしたことについては「これまでのイケメンのキャラクターはキム・ヒョンジュンに似合っていなかった」と述べ、「今回務めたシン・ジョンテ役がぴったりだ。シン・ジョンテは心の中に炎があるけれど、それを表現することのできない人物だ。たくましい気質がキム・ヒョンジュンの中にもかなり多くある。キム・ヒョンジュンは甘ったるい演技には向いていない。性格的にできないみたいだ(笑) しかし、男性的な力が感じられる台詞は本当に上手だ。さらに鍛えられた筋肉も素晴らしい」と語り、キャスティングに満足した。
キム・ヒョンジュンはキム・ジョンギュ監督の言葉に恥ずかしそうに笑い「これまではイケメンのイメージが強調されていたが、今回のドラマを通じてたくましいイメージをアピールしたいと思う」と述べ、「撮影をしながら、男らしさを学んでいる。僕はまだ28歳なので、たくましいイメージには少し足りないと思うが、男の香りを学びつつ、成長していると思う」と伝え、キャラクターへの満足感を示した。
キム・ヒョンジュンとは愛憎の関係にあり、朝鮮人の父と日本人の母の間で生まれたテグチ・カヤ役を務めるイム・スヒャンは、「素敵な方々と撮影中なので、嬉しい」とし、「私の演じるカヤは、ジョンテを愛し、そして復讐をする。ご期待ください」と伝えた。
また三角関係を形成する女優チン・セヨンは「劇中では歌手志望生なので、歌の練習もしている」と述べ「これまではアイドル歌手たちのステージを単に楽しみながら見ていたが、今は仕草や動きに注目して見ている」と近況を伝えた。
チン・セヨンは前作「カクシタル」に対する心残りについても語った。「また今回も時代劇に出演することとなり、嬉しい。『カクシタル』のモクダン役を演じたことが良い経験となったが、残念な点も多くあった。モクダンは独立運動のために、今回のオクリョン役は歌手になるために努力をしているというところが似ていると思う」と前作のキャラクターと比較して説明した。
昨年バラエティ番組「ホドン&チャンミンの芸・体・能~めざせ!ご当地スポーツ王~芸体能」を通じてその名を知らせた俳優チョ・ダルファンのドラマ復帰という点でも、この作品への期待を高めた。チョ・ダルファンは「『感激時代』はスピーディーな展開の作品であり、情熱溢れる内容となっている。スポーツともとても似ている」と語った。
チョ・ダルファンの傍にいたキム・ヒョンジュンはチョ・ダルファンの演技について「瞳を下に向けることや、仕草一つもすべて演技である。本当に温かい兄さんだ。演技に対するアドバイスもしてくれた」と伝え、彼を絶賛した。劇中でチョ・ダルファンはトビ組の二番手プンチャ役を演じる。
チョ・ドンヒョクはカヤの右腕で護衛武士であるシンイチ役を、キム・ソンオは朝鮮の元チンピラで、上海で朝鮮商圏を担当する拳(チュモク)組の頭チョン・ジェファ役を、キム・ジェウクは占い師の息子でベールに包まれている男キム・スオク役を演じる。他にも演技派俳優キム・ガプス、チェ・イルファ、ソン・ビョンホ、チェ・ジェソンらが出演し、劇への注目度を高める。
ドラマのポイントは俳優たちが目の前で実際に乱闘しているようなリアリティだ。キム・ジョンギュ監督はドラマにCGを使うことを避け、俳優たちの演技で夢中にさせると自信を見せた。
キム・ジョンギュ監督は「多くの方が最近総合格闘技をよくご覧になっていると思うが、ドラマを見ながらもそのようなリアリティが感じられるようにする。俳優たちが言葉通り身体を張って撮影している。情熱的に臨んでくれてありがたい。おかげで良い映像に仕上がっていると思う。『男のドラマだ。女性視聴者が離れるのではないか』という話もあるが、全般的に男女問わず共感しながら見てほしいと思う。豪華なギフトセットのようなドラマになるだろう」と語った。
