"Over the Rainbow" 製作話その2 | ricca*日常

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カワイイは生きる原動力

こんばんはニコニコ

今日は高円寺阿波踊り1日目でした。

お囃子の音色、太鼓が打ち出すリズム、それが聴こえてくるだけで体がウズウズしてきます。

これを見ないとやっぱり夏は終われないですね。明日も存分に楽しみたいと思います!音譜



踊りを見る前にアリ豆さんへ寄って、

個展中の高野えいみさんともゆっくりお話し出来ました。

最終日も在廊されると思うので作家さんご本人にお話を聞ける最後のチャンスなので

気になってる方はぜひ立ち寄ってみて下さいね。

より深くえいみさんの作品世界を堪能出来るのではと思いますおにぎり(*^^*)





そんな、高野えいみさんの個展と同時開催中の「アリ豆夏のパン祭り」

に展示中の作品製作過程を先日載せましたが、

リンク→pk"Over the Rainbow" 製作話その1


今日の製作話その2では、今回の作品ストーリーの生まれるいきさつをご紹介させていただきます。

文章ばっかりで読むのが苦手な方はつまらないかもしれませんがσ(^_^;)




ストーリーはこちらです。

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自分は(おそらく)鳥であるのに飛べない事に悩みを持つドロシー。



”虹の向こうに夢が叶う場所がある”
お母さんが昔歌ってくれた子守唄を彼女は今も信じていました。



「虹の向こうに行けば、私もお空を飛べるかしら。」

それを聞いたおばあちゃんは優しく彼女にこう言います。

「お花にお水をあげてごらん。虹が出るかもしれないよ。」



それからというものお庭でたくさんお花を育てていたら、
街のみんながとっても喜んでくれました。



嬉しくなったドロシーは毎日毎日みんなの為にお花のお世話をするようになりました。

虹の事はちょっぴり忘れているかもしれませんが、
いつかお空を飛べる日を夢見てドロシーは今日もせっせとお花を咲かせています。



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※*ちなみにこちらのお話はショートバージョンです。

より詳しいロングバージョンを読みたい方はこちらをご覧下さい。
リンク→pkhttp://ameblo.jp/ri-vi/entry-12054003066.html











このお話の中には、自分の感じてきた人生観を少し散りばめました。


コンプレックスや劣等感、自分に対する不満は

何かをする大きな動機付けとなり、


心の中の本当の思いは、口に出したり、外に出す事によって初めて誰かに伝わり、

そして、それに応えてくれる人がきっとどこかにいる。


人生が動き出すきっかけは、誰かの何気ない一言や、何かの影響だったり、

なんだか、とても些細な事。


でもそんな些細なきっかけを無駄にせず、

気持ちのままに行動することで人生が現実的に動きはじめる。


それは思いもよらない方向かもしれないけれど、

きっと何かが変わるはず。



など、そんな自分なりの考えがこのお話には隠れています。


でも、面白い物でお話を作り終えてから読み直してみて、

あっ、こういう考え方も出来るなぁとか、

自分で自分の作品に気づかされる部分も他にも色々あったりするんです。


読む方によってまた新しい発見や気づきがあれば嬉しいですし、

何気ないこのお話から、色んな事を感じ取って楽しんでもらえたら

この作品を作れて良かったなぁと心から思います。





では、最後に今回の作品テーマとなった

"Over the Rainbow"という曲について虹


「オズの魔法使い」の映画の劇中曲として使われた曲です。

(ここからドロシーという名前をもらい、トーストちゃんに名前を付けました。

私のカスタムトーストちゃんの本名は、「ドロシー・トースト・ブレッド」です♥akn♥



この曲の歌詞から着想を得て、今回の作品が出来ました。

聴けばご存知な方も多いはずakn






素敵な訳詞をされているサイトから歌詞をお借りしました。

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《Over the Rainbow》~虹のかなたに~



Somewhere over the rainbow

Way up high

(どこか、虹の向こうの空高くに)



There's a land that I heard of

Once in a lullaby

(昔、子守唄で聞いた国があるはず)



Somewhere over the rainbow

Skies are blue

(どこか、虹の向こうに空がとても青く)

And the dreams that you dare to dream

Really do come true

(信じてた夢がすべて叶う場所がある)



Some day I'll wish upon a star

(あたしはいつか星に願うでしょう)

And wake up where the clouds are far behind me

(そして目覚めると雲ははるかかなたに消えて晴れわたり)

Where troubles melt like lemondrops

(悩みはレモンドロップのようにとけてなくなる)

Away above the chimney tops

That's where you'll find me

(煙突よりもずっと上のほうで、あなたはあたしを見つけるわ)




Somewhere over the rainbow

Bluebirds fly

(どこか、虹の向こうに青い鳥が飛ぶ場所がある)

Birds fly over the rainbow

Why then, oh why can't I?

(鳥達が虹を超えていけるのに、どうしてあたしにできないの?)



If happy little bluebirds fly beyond the rainbow

Why, oh why, can't I?

(もし、幸せな小鳥達がその虹を超えて行けるなら、あたしにもきっとできるはずよ)




Over the Rainbow~オーバーザレインボウ~

1936

作詞/エドガー・イップ・ハーバーグ Yip Harburg

作曲/ハロルド・アーレン Harold Arlen

和訳/篠塚ゆき Yuki Shinozuka

【引用サイト・~Jazz Singer 篠塚ゆきの 言葉&Diary~


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長々読んで下さりありがとうございました!

また改めて作品を見たり、お話を読み返してみてもらうきっかけになれたら嬉しいです。



それでは展示はいよいよ30日(日)18時まで!!

素敵な作品達が勢揃いしておりますので、

高円寺阿波踊りと併せてどうぞ楽しんでみて下さい(*゜▽゜ノノ゛☆



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ギャラリーアリスと豆の木

高野えいみ個展【はじめてのおままごと】

【展示会期】 7/25(土)~8/30(日)
【会場】 アリスと豆の木 
 東京都杉並区高円寺南3-57-3
【定休】 月・火
【営業時間】13:00~16:00 17:00~20:00(16:00~17:00まで休憩がはいります。) 
【オープンパーティ】7/25(土) 18時~20時
*誰でも気軽に会場に来るだけで参加できます。


同時開催‼︎ 【アリ豆夏のパンまつり!!】

参加作家予定(順不同・敬称略)
高野えいみ
gyunyuya  
Loutka
atelier + rivi +
don☆
五月雨薫  
渡辺栄紋堂  
KINOPI→S
くだらないもの工房 T-Rush 匠
さくらいま
ハッカチャン
ReconqusitaTOKYO
ZER(0)  


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☆おまけ☆


歌詞の中の

"悩みはレモンドロップのようになくなる”という、

この部分が私は一番好きなんですが、

そのレモンドロップをイメージしてドロシーのお洋服(ブラウス&ドレス)にはクリアイエローのボタンを付けてあげたのでしたちくちく