アイドル

ソノラ


普段着

ソノラ★エーフィ♀

一人称私/出身ジョウト地方/10代後半/160センチあるかないか、普通体型

女性アイドルユニットColón(コロン)のメンバーでセンター。明るい性格でいつも笑顔が絶えない天真爛漫な女の子。努力の天才で無意識に自分に厳しいところがあり、そこが危うく思われる面も。幼い頃からアイドルが好きで、そのアイドルを夢見てひたすら頑張り続けた為それに関する努力はいっそ幸せに感じるくらい、苦労とも思っていない節がある。勿論アイドルの仕事が好きなのもあるが生い立ち故の歪みも起因している。

どんな幼少期を過ごしてきたか、それを聞かれると必ず彼女は幼馴染達と出会ってからの話をする。そこに本当の家族の話はなく、幼馴染達を家族だと思われるような表現をする。基本的に話さない為分からないが幼馴染のロマネによるとどうも極度の放任主義な家庭だったらしく、今でこそ明るい彼女だが本来は大人しい性格だったらしい。普段は喋らないが感情的になりやすくそうなると止まらなくなってしまう。上記のような家庭環境だった為愛に飢えており、本人もそれは自覚している。その上で本来の自分を嫌悪している。テレビで見たアイドルの姿は輝いてみえて、自分もこうなりたいと思った。ファンに愛されて自分も愛したいと思った。そんな気持ちからその時見たアイドルの真似をして明るく振る舞ってみたが両親の目が向く事はなく、心が折れそうになった。発作的に家を出た先で幼いロマネと藤と出会い、幼馴染達と過ごしていくうちにアイドルになりたかった気持ちを思い出していき、本当にアイドルになる事を決意。幼馴染達に応援されながらオーディションに何回も挑戦し何とかアイドル研究生にまでなった。が、本格デビュー出来る程の知名度も才能も何もかもなく、中々売れない時期を過ごす。何者でもなかった彼女は何かになりたくて、色んなアイドル達を見、研究し、模倣した。ただ、ただ、努力をし続けた。その直向きさが功を結んだのか、たまたま代役で出た番組が当たって知名度が一気に上がり、ユニット発足、デビューに漕ぎつけた。そこからは周りをどんどんと吸収していき、ついにはユニットをトップアイドルグループにまで成長させた。

周りからは無邪気で綺麗なものしか見てないように思われがちだが、実際は底辺からトップまで長い間この業界にいる為汚いところも知ってる。寧ろ知り過ぎている。ソノラ自身そこはしょうがないと割り切っており、闇の深さが伺える。幼少期から憧れたものを模倣し、周りに合わせて自分を魅せてきた。裏表がないと言えば聞こえは良いが、実際には彼女自身にも本来の自分が分からなくなってきており、「素」というものがある意味存在しない。それもあってか本音を吐き出す事が苦手で弱みはほぼ見せない。頑張る事は得意だが頼る事は苦手。酷いと壊れそうになるまで努力をし続けようとし、それすら壊れそうという感覚がない。彼女を良く知る人間が見れば分かるが普通は気付くようなレベルではなく、体調が悪くても中々気付かれないでそのまま続けている事はザラにある。「明るくいつも笑顔なソノラ」という仮面を被っているようにさえ覚え、本来の彼女を知るものはほとんど居ない。そしてそれは彼女がこうありたいと憧れ、願い、望んだもの。愛されたくて、愛されるべき存在になりたくて努力した結果。本当に自分は愛されるような人になれたのだろうか……

実はかなり独占欲が激しい。相手に寄っては感情が抑えられず止められない事も。これは本来の彼女の性格であり、唯一残っている部分でもある。

恋人/はるちゃん宅結牙くん

「結くんには嫌われたくないの。ずっとずっと一緒に居て、私だけを見て欲しい。こんな私でも……良いのかな」

幼馴染/ロマネ

「ロマくんはお兄さんみたいな……ロマくんの側は暖かくて落ち着くの。ありがとう、一緒に居てくれて」

幼馴染/

「藤くんもアイドルになるなんて思わなかったな。……藤くんにはね、ちょこっと言えそうな気がするの」

幼馴染/あやめ

「あやちゃんは妹みたいな……ううん、でも友達にも近いような……可愛い子!大好きだよ、あやちゃん」

ユニットメンバー/レナ

「レナは私を見てアイドルを目指したって……私、アイドルになって本当に良かった」

ユニットメンバー/アカシア

「シアちゃんはクールビューティー……に見えるけどとってもとっても可愛いの。ギャップ萌えだね!」

ユニットメンバー/コレット

「レッちゃんはお母さんみたいな……あれ、やっぱり他にもそう言われてる?分かる気がするなあ……



普段着↑

フジ エーフィ♂

一人称俺/出身ジョウト地方/20代前半/170センチ後半、細身でやや筋肉質

男性アイドルユニットAffect(アフェクト)のメンバー。優しくて朗らか、たまに色っぽい好青年なお兄さんキャラ……はアイドルとしての外面。事務所や仕事場では勿論、楽屋でもこのキャラを崩さない徹底ぶりだがユニットメンバーもそれぞれ外面を抱えている為専用楽屋の奥の個室(防音鍵つき、本来は仮眠等で使う狭い所)では素に戻る。連絡機器は2個持ちで仕事関係用と元々持っているもので分けている。SNSは仕事用でしかアカウントを作っていない。アイドルになる前はモデルをしておりその頃からキャラを作っていた。芸能界に入ったキッカケは学生時代、読者モデルとしてスカウトされたのが始まりだがその頃はまだ対人関係の重要さに気付いておらず同じくスカウトされた先輩の唯が心配し指摘したが藤には伝わらなかった為結局「自分が好意的に感じた人を真似しろ」と言われ徐々に今の形となった。モデルは居るらしいが言おうとはしない。生まれは名家でかなり裕福な家庭。唯一の跡継ぎとして生まれ遊ぶ事もなく厳しく育てられてきた。外にも出られず勉強とお稽古の毎日で文句も言わず努力をし続けてきたがそんな彼を両親は褒める事もしなかった。次第に諦め、息苦しさから家を抜け出し、その先でロマネと出会いそこに入り浸る事になる。ソノラやあやめともロマネの店経由で知り合った。度々外に出るようになり両親には諌められたが結局止める事はなく次第に見放されるようになった。時には何もかも面倒になり全てを捨ててしまいたくもなったが幼馴染達を心の支えとし「こいつらが居るなら生きても良いかな」と徐々に前向きになるように。

世渡り上手ではあるものの面倒事が嫌いで人に寄ってはかなり辛辣な言動をとる。基本的にはあたりがきついが1度気に入った相手にはかなり甘くなる。こう見えても面倒見はかなり良い方。上記の家庭事情で曲がってしまったが本来は努力家で完璧主義、人を切り捨てるようなタイプではない。その辺りは歪んでしまったとはいえ片鱗はあるが。

幼馴染達と出会った数年後、将来を考え学園へ入学。(この世界での学校は入学自体がかなり難しくお金持ちか頭がズバ抜けて良くないと入れない。藤は頭も良かったが実は資金面で両親がこっそり援助をしていた)文武両道で顔も良く、この頃には面倒事を避ける為ある程度媚びを売る事を覚えていたので恋愛を含め何事も卒なくこなしていた。女性にはモテたが同性にはかなり嫌われており、嫌がらせも受けていたが周りに関心がほぼ無かった為全く気にしていなかった。が、嫌がらせを目撃していた桔梗が主犯格の男子生徒に詰め寄り(ついでに骨抜きに)助けに入る。可憐な先輩の強さと眩しさを目の当たりにした藤も桔梗へ好意を抱くようになる。桔梗への憧れを恋と勘違いした藤はどうにかお近付きになれないかと上級生の教室に遊びに行くように。利害の一致から唯と手を組むようになり、桔梗、唯、捺月の3人の先輩と一緒に居る事が多くなっていった。結局恋は叶わなかったものの3人との学園生活はとても楽しかったものであり幼馴染達との日々と同じくらいに大切に思っている。特に唯には良くして貰っており、上記の読者モデル時代も面倒を見て貰っていたりと良く一緒に居た。藤が普段からつけている頭の薔薇も唯が温室の薔薇を挿したのが始まり。現在は似たような見た目の飾りだが挿して貰った薔薇はプリザーブドフラワーに加工してボロボロになるまで使っていた。

卒業後は読者モデルから正規のモデルとなり家出同然で実家を飛び出し所属事務所でお世話になる事となる。

モデル時代は桔梗と捺月の家にお邪魔したり、唯と飲みに行ったり、ロマネの店に入り浸ったりとかなり自由に過ごしていたが、アイドルになってからは中々外出出来なくなってしまった。それでもたまにスケジュールを空けては大好きな人達と過ごす事を選ぶ。勿論、その大好きな人達の中にユニットメンバーも含まれているのだが……それが知られるのはもう少し先の話。

幼馴染/ロマネ

「俺の髪はロマネにしか触らせないんだからね。あいつが居なかったら俺は……感謝はしてる。一応!」

幼馴染/ソノラ

「今じゃ同業者。……どんなお前だってどうでも良いんだから俺は。黙って頼れよバカ」

幼馴染/あやめ

「くそ生意気!でもあいつの苦しみは多分俺が1番分かる……けど!それとこれは別!あのくそガキ……

先輩/捺月

「結局あの人には勝てなかったんだよね。……桔梗先輩を幸せにしなかったら殺しますからね」

初恋の先輩/桔梗

「眩しくて、可憐なのに強いし……色々規格外だし。凄い人。大好きでした、本当に」

先輩で悪友/

「何だかんだ1番気が合ってたし一緒に居るの楽しかったな。また飲み連れてって下さいよ、先輩の奢りで」

ユニットリーダー/茉莉

「俺も人の事言えないけどオンオフの温度差がやばい。でも結局頼りになるんだよな……ずるい」

ユニットメンバー/撫子

「こいつの素を見せたら1番ファン減ると思う。悪いやつじゃないけど……いや……うん……