V組




ローゼリッテ マスカーニャ♀ 

一人称私/出身パルデア地方/10代後半/150センチ台、細身で胸があまりない

愛称ローゼ。V組のリーダー。悪役令嬢を目指して奮闘してる女の子。育ての親であるレイチェル(★ノココッチ♀)に憧れており、完璧な淑女になるべく頑張っていた。が、趣味の読書で読むもの探していた際何気なく取った一冊の本に登場する平民のヒロインと王子様……の邪魔をする悪役令嬢の魅入られてしまう。毒毒しくも美しく、意地悪だけど貴族令嬢としての作法は完璧な彼女。彼女の真似をすれば親友の恋も淑女もどっちも成就すると変な方向で納得してしまったローゼはこうして悪役令嬢を目指す事に。

幼い頃は覚えてもいない両親に似てるらしい何事も見透かすような意思の強い自らの瞳が嫌いだった。どうしても周りには睨んでいると思われがちで(目つきは鋭いけど睨んではいない)怖いと、遠巻きに見られていた。悲しかったけど慣れるしかなかったローゼは結局1人で遊ぶようになってしまい、それすらも悪意に満ちた言葉を囁かれ涙目になりながら耐える毎日。そんな時レイチェルの友人の孫であるショコラがやってきて手を差し伸べてくれた。一度は振り払うもグイグイ来る彼女に押し負け気付けば連れ回されレンシアとも知り合いそうして2人の大事な友人が出来たローゼ。これからもずっと2人と一緒に居るんだと、幸せにするんだと思っていた。特にショコラには親友を越えた淡い想いを抱えていたが(その割にはレンシアの想いには気付いてすらいないが)当のショコラが初恋を経験すると、ふと選ばれるのは同性ではない異性の人間なんだと自覚。それからは想いを押し殺しショコラの恋を応援する事に。どうせならとびきり格好良くて素敵な人と結ばれて欲しいと、そして誰よりも幸せになって欲しいと願い前述の悪役令嬢に続く。

いじめは王子様に見つけて貰う為、ショコラを愛して貰う為、ローゼにとっては彼女を守るものでもあった。ショコラの幸せの糧になるならば断罪も怖くなかった。(多分ショコラは断罪とかしないと思うけど) 歪だけどローゼにとってのヒロインが幸せになる少しのキッカケにでもなれば良かったのでローゼなりにいじめ方の研究もしたりした。が、根が基本的に良い子な上、ショコラが好き過ぎたので安全さや気持ちの問題を考え過ぎて最早それはいじめとは言えるものではなかった。ショコラからはローゼの可愛い悪戯的に取られ寧ろ楽しまれていた。(例、靴の中に画鋲……は痛そうなのでリボンやレースをいっぱい詰める)

悪役になりきれていないどころか破茶滅茶ではあるけどほぼ可愛いツンデレみたいな子。可愛いものと甘いものと王道的な恋愛モノの本が好き。好きなもの相手には少し過激的になる事もあるが基本善人。実は結構な人見知り。慣れてる相手には口うるさくなってしまう事も。喜怒哀楽が激しく感情的にとても豊か。作法に厳しいが意外とだらけてる面も。

恋愛感情、親友/自宅同組ショコラ

「大切な親友よ。誰よりも愛してるの。ショコラが幸せになってくれるなら何もいらないわ」

幼馴染/自宅同組レンシア、ショコラ

「大切な幼馴染よ。レンはたまにお母様みたいよね……たまには私達にも甘えてくれれば良いのにとは思うわ」

恋敵?/自宅同組アルカディア

「その無駄に良い顔を使ってショコラを誘惑しないでくれる!?あの子に手を出したら殺すわよ」

家族/自宅育ての親レイチェル(★ノココッチ♀)

↑親戚ですらなく血は一切繋がってない。

「レイチェルお祖母様。血は繋がってない私をここまで育ててくれたの。貴婦人の中の貴婦人よ!尊敬してるわ」



レンシア パーモット♂ 

一人称俺/出身パルデア地方/10代後半/160センチ後半(ショコラより少し低い)、筋肉質

愛称レン。気さくで面倒見が良い男の子。面倒見が良いのはおっとりと悪役令嬢な幼馴染2人に囲まれて育ったからだったり。妹も居るので小さい女の子の扱いが意外と上手い。可愛い髪型とかやってくれる。昔は甘えん坊で自分を1番にして欲しい、目立ちたいタイプだったが前述の幼馴染と、妹が出来た事で我慢するようになり現在に至る。気の許せる相手と2人きりとかだと実はかなり甘えてくる。

普段はツッコミが多く苦労性なのが目立つが(周りに変なの、激しいのが多いので)本人も結構突っ走るタイプで体当たりすれば大体どうにかなると思ってる脳筋。当たって砕けろ!とか言う。告白に関しては本人も当たったら砕けそうなのが分かっているのでいかない。大丈夫、当たってないからまだ砕けてない。周りの空気感に左右されがち。多分常識人を集めたらわりとレンはボケになりそう。人を見ているようで実はあんまり見ていない。意外と自由な面も。

バトルやスポーツ、体を動かす事が好きで集中したり夢中になると周りが見えなくなる。特にバトルでは強引なストップがかかるまでやめない戦闘狂。真剣にやるので無言になっちゃうし目つきも気付けば険しくなりがち。止まるとあれ……?となるタイプ。記憶は一応ある。

幼い頃ショコラが連れてきたローゼに一目惚れし、それ以降ずっと好き。どこがと言われると困るが意思の強そうな瞳や可愛らしい顔立ちに惹かれてるっぽい。勿論知っていく内に中身も、ショコラに献身的な愛を捧げている所すら好きになっていた。が、そんなレンを怖い程好いているのは男である。最近ローゼが天使に見えてきた盲目っぷり。

女の子には絶対手を上げない(正式な試合やバトルは別)が男相手だとかなり暴力的。ツッコミが拳でくる。かなり痛い。

恋愛感情/自宅同組ローゼリッテ

「好きなやつの為に悪役になるとかいっそ斜め過ぎてすげーかわいい……強がりなとこも好き、だしさ……」

幼馴染/自宅同組ローゼリッテ、ショコラ

「大事な幼馴染!だけどちょっとショコラが羨ましいんだよな……でもそのお陰でローゼに会えたんだけど……!」

友達/自宅同組アルカディア

「ほっとけないやつ!たまーにすげー怖い時とかあるけど……良いやつだとは思ってるぜ」

家族/自宅妹アリシア(★パーモット♀)

「最近アリーのやつ、ルカに会わせろってうるさいんだよな……」



ショコラ ドオー♀

一人称私/出身パルデア地方/10代後半/160センチ後半、若干肉付きが良く巨乳

おっとりした性格でいつもにこやか。鈍臭くて運動は苦手だが手先が器用。どちらかといえば芸術肌で常人とどこかがズレてる。外に出るのは好きだけど(ショッピングやピクニック等)インドア向きの趣味が多いので室内に居ることが多い。

祖父とカフェを経営しておりウェイトレス兼料理人。料理は勿論、お菓子作りも得意で、作る事も好きだが食べる事はもっと好き。味見をしていたら無くなっていた、なんて事も。

家事全般出来るが前述にある通り動く事が得意ではないので掃除や洗濯を干したりなんかはドジする事もある。

のんびりとしているが周りの雰囲気を良くする事が得意で、とても聞き上手。その為人と打ち解ける事が早い。ほんわかしているが肝が据わっており意外と図太いので悪意に晒されてもびくともしない。その反面鈍感ではある。合う人は合うだろうし、逆に気に障る人も多く、付き合える人を選ぶ性格ではあるので(本人は誰とでも平気だが)知り合いは多くとも、そうしっかりとした友人は少ない。

日々体重が増える事が気になっている。肉付きは確かに良いがどちらかといえば胸にいきがち。巨乳なのを気にしており大きくなる度恥ずかしいと思っている。ローゼのようなスレンダー(貧乳なのも含めて)に憧れている。肩も凝るし服も選びにくいし、好きな人に対しても別に有利でもないので本気で無くて良いと思っている。

チームに加入する前から見掛けていたアルカディアが気になっていた。顔が分からなかった時も髪を切ってからも気持ちは変わらなかったので顔は関係ないらしい。(美形なのでドキドキはするが) 彼の危うい雰囲気に母性がくすぐられた、のが気になった1番の理由かもしれない。ショコラが奥手なのと、ルカがレン以外一切眼中にない事から望みは薄めではある。本人も分かってはいるが諦めきれないでいる。

親友/自宅同組ローゼリッテ

「幼馴染で親友だよ。ローゼって実はすっごくかわいいの。ずっと一緒に居てほしいな」

幼馴染/自宅同組ローゼリッテ、レンシア

「レンとはちっちゃい頃に会ったから出会いは覚えてないの。なんだか大人っぽくなっちゃってちょっと寂しいな」

恋愛感情/自宅同組アルカディア

「一目惚れ……なのかなあ……私なんかがって思っちゃうけど……諦められないの」

家族/自宅祖父ガナッシュ(ドオー♂)

「私を育ててくれたおじいちゃん。お母さんもお父さんも居ないけどおじいちゃんが居てくれたから幸せだよ」



アルカディア ソウブレイズ♂

一人称俺/出身パルデア地方/10代後半/170センチ後半、細身だがある程度筋肉がついてる

愛称ルカ。旅で出た幼馴染3人が最初に会った青年。出会った当初はかなり痩せていて髪も伸びっぱなしで目も見えず、下手をすると不審者に見えそうな風貌だった。

幼い頃から炎の力のコントロールが出来ず、周りの同族達に見放され1人で生きてきた。見返してやろうと、努力を認めて貰いたいと、頑張っていた。1人で各地を転々と旅し、見聞を広げる事でどうにかしようとしていたがどうにもならず森を焼いてしまい、全てを諦めた。何も考えられず彷徨った先は寂れた荒野で、ここなら火が燃え広がる心配はないと、定住し、特に何をする訳でもなく寝転がっていたところ心配して駆け寄ってきたのがローゼリッテ、ショコラ、そしてレンシアだった。お節介な3人と共に居る内に段々と気力も戻ってきた矢先、また炎がコントロール出来ず漏れてしまう。また見放される、と思って恐怖したが3人は見放すどころか一緒に来ないかと誘ってきた。この場所の居心地の良さに慣れてきた頃、またもや漏れ出た炎が仲間に当たりそうになり、慌てて離れようとしたところ、(ローゼに当たりそうになっていた為庇ったであろう)レンが体当たりを決めた事により収まる。自分を犠牲にしてまで止めてくれたレンにめちゃくちゃ重い恋心を抱く事となる。(ほぼ勘違いからではあるが)

レンに本当の意味で気を許した事もあり、若干とっつき易くなったルカ。元々感情表現が下手で分かりにくかったと、せめて表情だけでも見れれば分かりやすくなるのでは?という事で髪を切る事に。髪を切るとそこには国宝級の美形。こんな顔にこんな服は似合わないと幼馴染達に改造された結果、現在の姿に。ちなみに本人は特に感想なし。

そしてレンに執着するようになり、あの手この手で誘惑してみたり、興味すら無かった自分の顔も武器にしてみたり。

1人だった為好みや性格等が分かりにくかったが、かなり独りよがりな性格で独占欲も執着心も強く、気に入ったものは離さない。そんな自分に嫌悪感を抱く事もなく、(というかそこまで自身に興味がない)ある意味強い。実は可愛いものが好きでルカの中でレンは可愛いものに入る。小動物なんかも好き。お互い牽制し合ってはいるがローゼの事もかわいいと思ってるし、ショコラの事もマスコット的なかわいさを感じている。可愛いと定義したものの前では目が輝く。

レンだけ、と見えて実はチームみんなが好き。表に出ないが。食べ物に好き嫌いはなく何でも食べるが他の皆が好きなものを食べがち。好みが周りの気に入ってる相手に寄りがち。チーム外ではほぼ喋らないが口数が少ないという訳ではなく、わりと喋る方。テンション上がると(分かりにくいが)口数が多く早くなる。

天才肌に見えるが能力などはほぼ凡人以下で出来るものは大体努力によって作られている。それを誰にも見せる事はないが何となく皆分かってる感じ。努力は特に苦ではない。

髪を切ってからチーム外の周りの目が変わり、溜息をつくだけで周りの女子がバタバタ倒れるようになった。顔が良いのは自覚したがどれだけなのかは分かっておらず、良くレンに「色気をしまえー!」と殴られている。本人は色気とは?となっている。周りの目が変わった事には気付いているが興味0なのでどうでも良いらしい。美的感覚はあんまり無い。

隠している片目は特に炎が溜まりやすく、感情的になるとたまにぼわっと光る。定義はないけど魔眼的な感じ。

友達、恋愛感情/自宅同組レンシア

「お前だけが俺の運命。光なんだ。俺だけを見てくれ。俺から離れていかないでくれ……」

チームメイト/自宅同組ショコラ

「レンの事を教えてくれるいい奴だ。可愛いと思う」

恋敵?/自宅同組ローゼリッテ

「俺からレンを奪うようならお前でも殺す。……本当にそうしたいとは思ってないんだ……させないでくれ」

姉/自宅セレスフィア(グレンアルマ♀)

↑覚えてすらない生き別れの姉

「俺の家族?そういう冗談は嫌いだ。俺はずっと独りだったんだから」


ローゼリッテ、レンシア、ショコラ、アルカディアの相関図




フランツェ オリーニョ 

一人称私/出身パルデア地方/30代手前/150センチあるかないか、普通体型着痩せするタイプ

愛称フラン。とある事情で進化を止めており、止めてから見た目が成長していない女性。パッと見少女だが生きてきた年数としては成人してからかなり経つ。調香師兼薬師で本人に興味はあまり無いが美容の事からある程度の医学まで知識は幅広い。職業柄特に植物に詳しく本人も草花を見るのも育てるのも好き。現在は後述から育ててはいないが。道端の花ですら踏むと憤る。戦闘時やしょうがない時は見逃してくれる大人。元々は故郷を出て1人で旅をしており、色んな所を巡っていた。その途中上の4人と出会い未成年の彼らのあまりの危なっかしさについつい心配で気になってしまい、世話を焼いているうちに気付けばチーム入りしていた。皆がある程度落ち着いたら抜けようと思っていたが、そこにキャロラインが加入。更に目が離せなくなってしまい機会を逃してしまった。苦労人気質で世話焼き。世話焼きではあるが別に好きな訳ではない。若干しょうがなく見ている所はある。根っからの善人。真面目でキッチリしたがり。面倒事につっこむキャロラインを連れ戻し、遅れがちなショコラの手を引き、レンの暴走からルカの暴発まで止める。フランがいないとチームが回らないまでなってきている。バトルはあまり強くはないが調香を生かし落ち着く香り等で荒事を収めたりする。喧嘩等の腕はからっきしで本人も争い事は好きではない。

ほっとけない存在/自宅同組キャロライン

「大人なのに子供達以上にほっとけない……。ああ、君に大人としての役割を求めるだけ無駄ではあるな……」

守るべき子供達/自宅同組ローゼリッテ、レンシア、ショコラ、アルカディア

「個性豊かな子たちだ……本当に……。皆がしっかりしてきたら私は旅に戻れるのだが……そんな日は本当に、来るのだろうか……?」


キャロライン リキキリン♂

一人称ボク(コロコロ変わるが本来は俺)/出身カロス地方/20代後半/180センチ台、細身

愛称キャリー。フラフラと何故かパルデアまで来てしまったお兄さん。エンターテイナーでダンサーでもある。手先が器用で運動神経も良く、頭も良いが絵と料理が壊滅的に駄目。本人は絵が下手だと思ってない。料理は面倒なので元々やらない。やってもドギツイものが出来上がる。マジックや大道芸としての腕はかなりのものでいつ仕込んでいるのかは分からないが急に道端でやり始めたりする。かなり自由人。途端に人は集まり置いておいたお捻り箱にはかなりのチップが入る。それくらいにはエンターテイナーとして天才的。が、稼げるのに稼がないタイプなのでやった後のお金はパーっと使ってしまう。最近は気付いたフランが箱を回収して路銀にしているが。快楽主義者で楽をしたがり、その上生活力はほぼ無い為チームに居る時以外は顔と甘い上辺だけの言葉で女性を虜にし、大体ヒモみたいな生活をしている駄目な大人である。良くチームからも居なくなる。(一応帰ってはくるが)やや人たらしで本人も1人だけ、という訳でもないので修羅場になりがち。そしてそれも気にしない。未成年4人をおちょくり回し、フランを振り回す1番の問題児。楽しい事が好きだが善悪は問わない最悪ぶり。子供好きで何だかんだ小さい子には甘い。甘党で可愛いお店のパフェとかにも1人で食べに行ったりする。良く食べるが太らない体質で全体的に細長い感じ。前述のような生活の為か元々か荒事にはかなり慣れておりバトルは勿論、普通に喧嘩も強い。細身な見た目からは想像出来ない程力が強い。

気になる子/自宅同組フランツェ

「フランは面白いし好きだよ。一緒に居るのもなんか落ち着くし。……でもフランが泣くと何だか落ち着かないんだ。何でかな……」

面白い子達/自宅同組ローゼリッテ、レンシア、ショコラ、アルカディア

「面白そうだからついてきてみたけど正解だったね〜。こんな面白い子達、なかなか居ないよ」

弟妹のような存在/カロス旅組ルダリス、ラッフェ

「実家に居た時は良く遊んでたっけ〜。ルダはボクのマジック好きだったな。ラフィは……あの子は、けっこー鋭いよねぇ」