牧場に設置されたライフル銃をインターネット経由でパソコンで操作し、動物を撃つ「ネット・ハンティング」をめぐり、全米で熱い議論が起きている。4月に全米初のウェブサイトが誕生したが、ふだん敵対している動物愛護団体と狩猟擁護団体がスクラムを組んで、「おぞましい遊び」などと非難。15州が規制法案を検討するなど、大騒ぎになっているのだ。
サイトは「ライブ・ショット・コム」。テキサス州西部に住む自動車修理工、ジョン・ロックウッドさん(40)が趣味の狩猟を生かし、副業として始めた。
約120ヘクタールの牧場に設置されたライフル銃を、パソコンで遠隔操作できるのが最大の特徴。ロックウッドさんは「身体障害者や、狩猟が違法とされている国の人など、だれでも自由に射撃を楽しめる」と説明する。
サイトには、紙や風船などの的を撃つ「射撃」と、シカなどの動物を撃つ「狩猟」があり、「射撃」は月会費約15ドルを払えば、1回約6ドルで10発撃つことができ、日本を含め世界から350人以上が会員登録。
「狩猟」は保証金1000ドル、費用として半日で最低でも150ドルがかかるが、仕留めた動物を剥製(はくせい)にする費用や狩猟免許の取得などの手続きが必要なため、会員は現在、身体障害者ら4人だけ。4月末、インディアナ州に住む車いすの男性が1300ドルを払って参加したのが唯一のケースだが、敵対している動物愛護団体と狩猟擁護団体がスクラムを組んで非難。
市民からも「非道徳的だ」などの意見が相次ぎ、ニューヨークなど15州で規制案が検討。カリフォルニア州では「ネット・ハンティングで動物を殺すと、1000ドルの罰金と6カ月以下の懲役」などの罰則を盛り込んだ規制法案が上院で可決、下院審議に向け調整中だ。法案が下院を通過すれば8月にも施行される見通しだ。
規制法案成立の動きについて、ロックウッドさんは、夕刊フジの取材に対し、「自由気ままに銃が撃てるわけではない。安全管理のために、予約が必要なうえ、銃が撃てるのも1人ずつだ。従来の狩猟との違いは、ハンターが現場を歩くか、歩かないかというだけ」と反論しながらも、法案が成立すれば「本業は『射撃』。法律違反なら『狩猟』は無理して続ける必要はない」とあっさり白旗を揚げる方針だ。
ただ、関係者の間では「まねをするサイトが出てくるのは必至」とささやかれており、議論はまだまだ続きそうだ。
ZAKZAK 2005/05/23
---------------------------
パソコンの前で狩猟って・・・。
多分実際の動物のもがき苦しむ姿を肉眼でみることも無く、血のにおいも感じない殺戮は、罪悪感も伴わないんじゃないかな。ただなにかを殺したっていう高揚感だけで。
命が失われることを除けばTVゲームと一緒かな。
どんな顔してこんなことするんだろう・・・。
楽しいのかな・・・。
正直こういうのに参加する人とは友達になれそうもない。
何かを殺すって行為は、距離が遠くなればなるほど危険度が下がり、それに比例して罪悪感、殺すという実感ともに低下するらしいです。
素手で殺すより、ナイフ、ナイフより槍、槍よりピストル、ピストルよりライフル、ライフルより・・・。
距離が遠いほど容易な為、殺すことの葛藤もなくなるようです。