木山裕策 : home
~ドルがほぼ全面高、QE3の思惑後退-米指標やギリシャに焦点移行 ~
6月23日(ブルームバーグ):東京外国為替市場ではドルが上昇。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見で、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和第3弾(QE3)を示唆しなかったことがドル買い圧力につながり、ドルは主要通貨に対してほぼ全面高となった。
ドルは対ユーロで3営業日ぶりに1ユーロ=1.4300ドルを突破し、一時、1.4284ドルまで上昇。対円では4営業日ぶり高値となる1ドル=80円64銭を付ける場面が見られた。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券クレジット市場部為替課長の塩入稔氏は、「QE3があるかと弱気に傾いた発言を期待していた向きはがっかりしただろう」と指摘。ただ、「QE3がないとしても、マーケットはすぐに利上げはないとみているので、QE2が終わったから世の中が急に変わりだすというわけにもいかない」とし、今後は再び米国の経済指標やギリシャ問題の行方をにらみながらの展開に戻るだろうと語った。
主要6通貨に対するインターコンチネンタル取引所(ICE)のドル指数は3営業日ぶりの水準へ上昇。ブルームバーグ・データによると、午後4時1分現在、ドルは16中13の主要通貨に対して前日終値を上回っている。
FOMC
バーナンキ議長は22日、FOMC後の記者会見で、デフレという「看過できないリスク」が存在した昨年8月に比べ、現在のFRBの「立場は異なる」と述べた。
FOMC声明では、「期間が長い米国債を6000億ドル購入する計画を今月末までに完了し、保有証券の償還元本を再投資する既存方針を維持する」と言明。FOMCは同日発表した経済予測で今年と来年の経済成長率および雇用の見通しを引き下げた。
バンク・オブ・アメリカ-メリルリンチの藤井知子シニアFXストラテジストは、バーナンキ議長は追加緩和のコストに言及するなど「QE3には慎重だった」と指摘。「マーケットの大多数がQE3を予想しているわけではなかったが、昨年は8月のジャクソンホールでの連銀会合でQE2を決めるような展開になったため、今年もそのあたりのタイミングをQE3に傾くきっかけとして期待している向きも一部にいたようで、釘を刺された格好になった」と解説した。
ユーロ・ドル相場はFOMCの結果発表前に1.4442ドルと1週間ぶりのユーロ高・ドル安水準を付ける場面が見られたが、バーナンキ議長の会見が始まるとユーロ売り・ドル買いが優勢となり、米国時間終盤には1.43ドル台半ばまでユーロが反落。23日の東京市場でもユーロ売り・ドル買い優勢の展開が続いた。
米指標に焦点移行
ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査によれば、この日に米国で発表される5月の新築住宅販売は前月比4%減の年率31万戸が予想されている。先週分の新規失業保険申請件数は前週比1000件増の41万5000件が見込まれている。
藤井氏は、QE3の思惑は後退したが、「米国の経済指標はしばらく弱いとみられるため、QE3の思惑も払しょくまでにはいかないだろう」と指摘。「FRBが出口戦略に動けるのであれば、ドル・円も一段の円安に行けるが、その判断も相当時間がかかる」とし、景気判断に決着がつくまで「しばらくは一喜一憂で行くしかない」と話した。
ドル・円は80円台後半までドル高に振れた後、伸び悩み、午後には80円40銭付近でもみ合う展開となった。
ブルームバーグより
いや~、暑い、暑い、6月でこれじゃ真夏はどうなる?
頼むよ東電!
さて、注目のFOMC、量的緩和は一旦終了
結構第三弾があるのでは?と思う人は多かったようですね
概ね想定されている内容で安心感からドルが買われた
管理人は以前、6月量的緩和解除で12月に利上げと予想
ここまでは順調だったけど、12月利上げは厳しそうですね
結局はドルはしばらくこんなものか
しかしギリシャ国債のデフォリトなどがあればまた状況は変わるだろう
一気にユーロが売られると利上げなくしてもドル買い要因になる