失敗が怖いのではなくて

こんにちは。

柄沢由理（リー）です。

『最近はもう、失敗に対していろいろ思わなくなりました』

『というか、失敗と思わなくなった』

と、あるクライアントさんが話してくれました。

目の前の人が何を思っていて

嫌われないかを気にしていて

他人のことしか見ていなくて

だから間違っていないか

失敗しないかばかりを気にしていたのだけれど

何をしたとしても、いい結果にならなかったとしても

それを失敗と思わなくなってきたと。

セッションを続けているうちに

こんな風に感覚が変化していく方がたくさんいます。

じゃあ、それってどうして？と見ていくと

目の前の人のことが気にならなくなってきたからだし

嫌われるのでは？ということを見張らなくなってきたからだし

他人ではなく、自分のことを見るようになったからなのですが。

またまた、それはどうして？と見ていけば

人が気にならない環境になったからでも

嫌うような人が目の前からいなくなったわけでも

他人と関わらなくなったわけでもなくて

ただひとつ、自分の内側が変わったからなんですよね。

自分に対する、自分の声が変わったから。

何があったとしても

一見良さそうな出来事だったとしても

それを感じて

そんな自分に、一番近くで声を掛けるのは自分。

だから

自分に対する自分の声が変わらない限り

心地よさや安心は感じられないし

それがなければ『失敗してもいい』とか

『そもそも失敗なんてない』なんて、思えないと思うのです。

『失敗してもいい』と、いくらつぶやいて行動しても

結果的にヒリヒリするような言葉しか自分にかけられなかたら

二度とこんなことやらねーって、なるもんね。

だから、話をして

内側の声を聞いて

自分の頭の中で鳴り響いている声を自覚して

それがあなたの味方にならないものなら

本当は気づいていないだけで、ちゃんと存在している

あなたの味方になる声に

自然に気づけるようにしていくのが

セッションでしていることです。

自分を不快にさせているのは、他人ではなく、いつだって自分の声。

でもそれはクセであって、変えることができる。

変えられないものは受け入れること

変えられるものは変える勇気を持つこと。

自分にできるのは、それだけですね^^