ちゃんと怒られたらいい

こんにちは。

柄沢由理（リー）です。

『怒られる』こと。

誰でもあるし、それが好きって人はあまりいないと思うのだけど

これが、すごく気になる人と

全く気にならない人がいます。

そして気になる側にいると

自分の人生の選択の中に

『怒られるから』という理由が

これはする、これはしない、の判断基準になって

不自由なことが増えていっちゃうことがあるんだよね。

でも

『怒られたくないから』という理由で何かをするのは

行動の目的とか原動力としては

あんまりパワーが出ないというか

主体性がなくなるというか

まっすぐなものではなくなる気がしています。

そしていちばんやっかいなのは

子どもの頃から無自覚に選んでいくこんな選択肢は

大人になってからも続きやすくて

それが自分の人生にジワジワと影響していくこと。

『怒られないように』が最優先になっていると

自分の人生を生きている気がしなくなってしまうことがあるのを

自分や、いろんな方の話を聞いてきた経験からも知っています。

誰かに怒られる場面になった時は

ある場合は

『ちゃんと怒られたらいい』と思います。

もしそれが、自分でも納得のいくことで

それは怒られることもあるよなという中身で

自分に否があるのだという自覚があるなら

怒られたらいいと思うんです。

ぜんぶ完璧になんてできないのだから。

間違えることだってあるんだから。

だから、これは怒られることだなと自覚できることなのだとしたら

ちゃんと怒られて、ごめんなさいをしたらいいと思うんですね。

そして逆に

もしそれが、自分には納得のいかないことで

怒られる意味がわからなくて

自分に否があるのだという自覚が全く持てないなら

それは、『怒らせておいたらいい』と思うの。

だってほんとはさ

『怒る』という手段を使わなくても

伝えるためにできることは、たくさんありますよね。

怒らなくても伝えられる

それなのに怒るのは

『その人もそうされてきた』もしくは『その手段しか知らない』からです。

そういう経験が、多かったからです。

怒りの目的は、自分を守ること。

怒っている人は自分を守りたい人、だし

困っている人、でもあります。

何かを怖がっている場合もある。

そんな目で怒っている人を見ると

『怒らせておく』

つまり、その怒りはわたしとは関係ない

この人の事情で起きている、と眺めて受け取らずにすむようになっていきます。

『怒られる』のか、『怒らせておく』のか、自分で選べる。

だけど、

これまで生きてきた環境の影響で

自分が悪い、自分は間違えると思いがちで

自分で決めてこなかった経験が多いと

『怒られること』も『怒らせておくこと』も難しくなります。

そっかー、そうしたらいいよね、とは

簡単には思えない。

そんな時はまず、自分の中にあるものを整理して

いま、自分の中に

何の、どんな影響が根付いているのか

人生の大切な時間の中に、どんな我慢や嫌があるのか。

見てみるところからはじめるといいかなと思っています。

自覚できると

少しずつ、嫌な時間を減らしていけるから。

怒られよう

怒らせておこう、って

相手ではなく、自分で決められること。

これに限らず

人の言動を自分に結び付けることが減っていくと

自分の中のストレス具合もかなり減っていきますよ^^

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