こんにちは。

 

柄沢由理(リー)です。

 

 

 

 

こちらの続きです。

 

 

 

 


『わたしの思い』と『感じていた気持ち』

どちらの『本当は』も伝えていなかったことに気づいたのだけど

それを伝える機会をなんとなく見送ったまま、検診の日になりました。




この日は病院に行く前に

息子の高校で保護者会があったので

時間ギリギリまで参加しようと思いながら

体育館で話を聞いていました。




その中でね

先生が子どもたちの様子を『頑張っていますよ』と話してくれました。

疲れも出てきているころだと思うけれど、1年生みんなそれぞれチャレンジしながら生活していると。




そしてもしかしたら

家で親に対して感謝を伝えないこともあるかもしれないけれど

言わないだけで必ず感じていると思います

口には出さないけれど、そんな余裕がないだけで感謝はしていると思います、とも話してくれて。




つまりザックリ言えば

気持ちはあるけど言わない(言えない)こともあるから多めに見てやって

と、先生は言いたかったのかなと

わたしは勝手に思いながら聞いていました。



まぁ、高校生って、自分を振り返ってみてもそんなもんだよなぁと思いながら。






で、受診の時間が近づいてきたので保護者会を退席して

近くの病院まで自転車を漕いで行ったのですが

その道すがら、ふと思ったんです。




口に出さないだけで感じている、ってよく言われるけれど

それってめちゃくちゃ当たり前だよなぁ、って。







じゃあ、どうして感じているのに出さないの?と問えば、答えはすごく簡単で。



口に出すことのハードルが高いのだろうし

それは感謝を伝え合うことが日常ではないのだろうし

感謝をサラッと伝え合っているモデルが日常にないからだと思うんですね。




つまり

感謝とは何かあった時の特別なこと、で

何かの節目に改まって伝えるものであり

日々の些細な何かに対して

日常的に自分の気持ちや思いを表現するものではない、のです。

多くの場合は。





日々の些細な感謝とか

感じたけれどすぐに流れていくようなありがとうを

距離の近い関係でこそ

子どもたちは日常的に見ていないのではないかなと思ったの。


だとしたらそりゃあ

感じているけれど言わない(言い方がわからない)になるよね。






わたし自身も

この件で自分の中に湧いた思いや気持ちを

夫に伝えることはあるだろうなとは思っていました。

でもそれは当たり前のように、夫婦の話としてだったから

夫と二人の時にしようと思っていて。

逆に言うと、そんな時間がなかなか取れなかったから言わずにいたというのもあったんですよね。






でもこの日の話と自分の日常の出来事がリンクした時

あぁ、これこそ

子どもの前でする話なんだよなと思いました。









少し前に、子どもに教えることは何もないというメルマガを書いたばかりなんだけど



子どもに教えることができるものが

もしもあるのだとしたら

子どもに見せて残せるものがあるのだとしたなら

それは、わたし自身の気持ちの伝え方なんだろうと

そんなことを思ったのです。









受診が終わって家に戻ると

夕ご飯の支度が済んでいました。



息子はこの日も部活があったので

夫と娘と三人で食べ始めました。



そして、『この照り焼き丼(夕飯のメニュー)、めちゃくちゃ美味しいね!』なんて話しながら

あの日思ったことを話したのね。





一緒に行ったら不安になりそうだから大丈夫と言ったこと。

大事になって怖さを感じたくなくて大丈夫と言ったこと。

そして

わたしを思って一緒に行こうかと言ってくれたことは、とても嬉しかったこと。

ありがたかったこと。






娘は、わたしの話をじっと聞きながら

時に険しい顔をしつつ(再検査のくだり)

父と母の間にあった出来事の話は

「お父ちゃん、優しいね~~~」

「それは嬉しいよね~~~」と

うんうん頷きながら聞いていました。




夫はまさか、娘の前でこういう話をするとは思っていなかったみたいで

「断られちゃったからさ~、ご飯作って待ってたんだよ」なんて

ここでも茶化していたけどね。




まぁだからこそ

日常の感謝を

特別ではない、なんてことない日々の合間に

日常の延長線上に

他のことと同じように伝えることができたのではないかと思っています。



image





喜怒哀楽も

感謝も

安心も不安も

自分の中に湧くという意味では等しく同じ感情。



だとするなら

いろんな気持ちや思いを

日々の中に同じような軽さや温度で出したい。



特別にかしこまったりするんじゃなくて

日々の中にサラサラと流れているような

そんな感じで。



子どもにできることがあるのだとしたら

そういう暮らしをわたしがしていくことだなと、いま改めて思っています。





そうそう、受診の結果は

詳しく診てもらったところ異常なしでした。

気遣ってくださったみなさま、ありがとうございました^^

 

 

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