深める時間がもたらしてくれるもの

こんにちは。

柄沢由理（リー）です。

「この場があってよかった」

個人セッションをしていると言われるこんな言葉に

そんなふうに思ってもらえてよかったなぁと

続けてきてよかったなぁと改めて思います。

なぜこの場があって良かったのかというと

「自分の口から思いを出さないと、（浮かんでいるものが）どこかにいってしまうから」

と、ある方が表現してくださいました。

だから、アドバイスやジャッジを入れずに

フラットな立ち位置で聞いてもらえる場があってよかったと。

すべてではないけれども

家族や友達、ママ友、職場の人との会話は

「広がる」ことが目的の空気感になることが多いと思います。

他愛のない話で笑い合ったり

愚痴を言うことがあったり

自分の体験をお互いに話したり

そんな空間です。

だから望んでいなくても、アドバイスやジャッジが入ることがある。

タイプによっては

たいてい聞き役になるなぁという方もいるかもしれません。

わたしが個人セッションで提供している時間は「深める」ことを目的にしています。

目の前の出来事や

いま考えていること

浮かんでいること

その奥にあるもの

根っこにあるもの

自覚していなかったもの

おぼろげで表現できずにいたものを

深めて話すことで、自覚ができるようになる。

そうなると、見ていた視野が広がったり、捉え方が変わってくる。

なので、沈黙は当たり前だし

ご自身の言葉が出てくるまで時間がかかることも珍しくありません。

そんな時間に対して最初はソワソワする方も多いけれど

慣れてくると、当たり前のように

自分の内側に入り、潜り、深めていかれます。

目の前の方が安心して深めていける場を提供する

わたしはそこに、集中する。

自分を深める時間は

持てば持つほど、表面のことにとらわれなくなっていきます。

表面にある

やるかやらないか

できるかできないか

AにするかBにするか、みたいなことは

問題ではないと分かって来るからです。

そして自分は何を目的にしていて

何を大切にしたくて

そのためにこれをしようとしているのかもわかってくる。

自分を深める時間は、広がるとはまた別の豊かさを

自分にもたらしてくれます。

もちろん、ひとりですることもできます。

いずれにしても、かなり意識しないと持てない時間だと思うから

その時間を自分に作ってあげることは

自分を知ることや、自分を大切にすること、自分を豊かにすることに繋がりますね。

自分を深める時間、持っていますか？^^