いい人でいるために、悪い自分を出す場が必要だった

こんにちは。

 

柄沢由理（リー）です。

 

 

    

リーと行く・美味しいものツアー

 

2月25日（土）開催決定！

 

メルマガにて本日より募集開始

 

 

自分はいつだって

どんな形であれ

自分のことを守ろうとしているよ、という話。

 

 

image

 

 

世の中のことって、なにをとっても全部二面性があります。

 

陰と陽

昼と夜

表と裏

男と女

光と影

メリットとデメリット

他にもたくさん。

 

 

そしてこれは個人の中にもあります。

 

男性性と女性性

ネガティブとポジティブ

長所と短所

 

どちらがいい悪いではなくて

どちらもあって自然なのだけど

 

わたしたちはつい

世間的に『良い』とされる方

 

いわゆる

『いい人』の自分だけを残そうとします。

 

 

 

特に、自分が生きてきた経験の中で

『いい子・いい人』でいることが

自分の価値なのだ、とどこかで信じたのなら

そうあろうとすることに一生懸命になる。

 

 

そして

周りからもそう見られれば見られるほど

いい人の自分だけで生きるようになります。

 

 

期待に応え続ける自分でいないと、と思ってしまう。

 

 

 

 

 

でも

最初に書いたように

物事にも

そして人の中にも

必ず二面性があるから

 

『いい自分』だけ残そうとすると、反対側の『悪い自分』の行き場所がなくなっちゃう。

 

 

 

 

悪い自分、というのは

あくまでも自分の中だけのことなので

他の人からみたら全然『悪くない』ことも大いにあるの。

 

・できない自分

・だらしない自分

・わがままな自分

・弱い自分

・冷たい自分

・エロイ自分

・甘えたい自分

・ちゃんとしていない自分

・バカな自分

・さみしい自分

・自分勝手な自分

 

一例をあげるならこんな感じだけど

 

 

こういう自分は

大なり小なりみんなあるのに

 

こういうことをダメだと思っていると

人の中でこの自分のことを出すことができません。

 

みんなが期待するわたしでいないといけない、と思ってしまう。

そうでなかったら、自分の価値がない、とかね。

 

 

『いい子・いい人』にほんっとにありがちなパターンです。

 

 

 

 

 

これを続けているとどうなるか

 

つまり

 

片側だけに偏って

反対側の自分を、なかったことにして

バランスがとれなくなっていくと

 

外で『いい人』な分だけ、そうでない自分を出す場所が必要になってきます。

 

 

 

 

この場所は人それぞれで

 

病気という形で出る人もいれば

鬱などの心の状態で出る人もいるし

 

 

浮気や不倫

自傷行為

何かの依存症という形で出す人もいます。

 

 

 

 

 

この場所って『世間的にはタブー』なことである場合がとっても多くてね

 

浮気や不倫

自傷行為

依存症なんて

まさにそれだと思うの。

 

人には言えない、秘密の場所。

 

 

外では怒れない人が、自宅で子どもや旦那さん相手にだけは激昂するなんていうのも、『ここでしか出せない』に入るかな。

 

 

 

だからこそ『ここでしか出せない』のなら余計に抜けられないし

 

悪いことなのに・・・

よくないことなのに・・・、と

 

悪いと思っていてもやめられないし

よくないとわかっていても止まらないです。

 

 

 

 

 

 

これをやめたら自分の中のバランスがとれなくて苦しいし

 

やったらやったで罪悪感が湧く。

 

これは出口が見えないよね。

 

 

どっちにしても苦しいし所在ない

そんな状態のまま

どうしていいかわからないでいる人も多いのではないかな。

 

 

 

 

 

もし今

人に言えない場所や

『悪い自分』を引き受けてもらっている場所があったとしたら

 

それは

自分が自分を守るための、無意識の防御だと思ってみてね。

 

 

 

そうするしか知らなかったし

そうするしかなかったのです。

 

『やっている行為』だけ責めても、なんにも変わらない。

 

 

 

自分が大切だからこそ、そうやって守っているということ。

 

そこがなければ、自分が壊れていたのかもしれないものね。

 

 

 

 

 

だからまず

どんな形であれ

自分が自分を守るために

自分が自分にしてきたことに対して『仕方なかったね』と言ってあげてほしい。

 

 

そうするしかなかったよね

そうするしか知らなかったよね、と言ってあげてほしい。

 

 

 

でもその上で

こんな状態は嫌だ、と思ったら

 

『いい人』だけではない自分

『こんな自分ではダメ』と思っている自分で

生きて行く必要があります。

 

 

 

怖いけどね。

 

 

 

 

だけど

表の顔も

裏の顔も

どちらの自分も

陽のあたる場所に出せたら

 

そしてそれでも大丈夫なのだとわかったら

 

『秘密の場所』は、段々と必要なくなってくる。

 

 

 

やめたいのにやめられないことや

いけないと思うのに止められないことをやめるよりも

 

自分の心の中を見つめて

自分を知って

 

どんな自分でもひとつにしていくこと

心理学でいうところの『統合』をしていくと

とっても生きるのが楽になるよなぁと、自分の経験からも思います。

 


 

    

柄沢由理のメルマガ

 

ゆるく配信中。

日々のことをいちばん書いているメルマガ。

 

セッション、イベント、セミナー、講座などは

メルマガから募集しています。

ご登録はこちらから下矢印

 

  

  ご提供メニュー・その他

 

個人セッション

継続コース (満席）

 

美味しいものツアー

次期開催：2月25日

これまでの開催レポ

 

Instagram

 

公式LINEアカウント

友だち追加