子どもが不安そうになると
子どもが落ち込んでいると
子どもがネガティブでいると
ついつい励ましてあげたくなりますね。
こんにちは。
柄沢由理（リー）です。
娘（年長）は、春から小学生。
保育園でも
周りの人からも
そのことを意識するような言葉が増えてきました。
ランドセルも買ったし
これから買うものの話もしているし
前には
勉強するの楽しみ♡
なんて言っていたので
きっとそのまま、今も楽しみにしていると思っていました。
でも
この間保育園から
卒園文集を作るからと原稿を渡されて
何を書こうか考えていたら
娘が隣にきたので
ホント何気なしに
『学校楽しみ？』と聞いたら
思いもしない返事が返ってきました。
『うーん、あんまり楽しみじゃない』
え・・・。
そうなの？？
どうして？？？
楽しみ、って返ってくると思っていたから
ちょっとビックリしちゃって
どうして？
そう聞くわたしに
娘は言いました。
『だって、○○が同じ学校じゃないんだもん』
あぁ、そうか。
仲良しの○○ちゃんが同じ学校じゃないから
それで楽しみじゃないのか。
保育園に行くと
いつも○○ちゃんが駆け寄ってきてくれるもんね。
保育園に迎えに行くと
楽しそうに○○ちゃんと遊んでいる娘。
大好きなお友だちと同じ学校じゃない
それは
娘にとっては、とても寂しいこと。
○○ちゃんのいない未来が楽しみじゃないのは、当たり前。
そんな娘に
『でもさ、学校に行ったら、新しく仲良しになるお友だちができるよ』
そう、思わず言おうとしたんだけど
すんでのところでやめました。
そんなこと言われても、ねぇ。
今、寂しいのだ。
今、悲しいのだ。
今、楽しみに思えない。
それを
無理やり未来に気持ちを向けようとするのは
娘がネガティブでいることが、わたしが不安だから。
自分が不安を抱えられないから
娘をポジティブにしようとする。
自分のモヤモヤや嫌な気持ちをそのままにしておけないから
娘が変わることで解消しようとする。
娘のことを思う気持ちももちろんありつつ
わたし（母）のために元気になってねという、
そんな気持ちがたくさんあることを
わたしは知っている。
今、娘のためにできること。
それは
『そうかぁ。それは寂しいよね。』
と寄り添うこと。
『○○ちゃんのこと、大好きだもんね』
そうやって
今が楽しいからこそ
未来が楽しくないだろうと思っている娘に寄り添うこと。
『でもさ、学校に行ったら、新しく仲良しになるお友だちができるよ』
それは、今はいらない。
余計なお世話というやつだな。
娘がたとえ今、楽しみじゃなくても
未来が大丈夫なことは、わたしはわかっている。
だから今
存分に、ネガティブでいるといいよ。
まだ見ぬ新しいお友だちに気持ちを馳せるのではなく
いま、大好きなあの子と
楽しい思い出がいっぱいできるといいね。
おかあちゃんは、そんなあなたを見ているからね。
*～*～*
ひとしきり『楽しみじゃない』を話したら
娘はその後普通に戻っていきました。
子どもは『今』を生きている。
大人は過去と未来にすぐに意識を持って行かれる。
『今』の気持ちを味わい尽くす。
無理に気持ちを捻じ曲げない。
ネガティブを嫌わない
それが
またポジティブになっていく秘訣だなと思う。
〚日程〛
２月１６日（金）
２月２３日（金）
３月９日（金）
〚開講時間〛
１０：３０～１３：３０
※３月９日のみ１４時まで
〚場所〛
渋谷駅周辺のレンタルスペース
（申し込みされた方にお知らせします）
〚定員〛
６名
〚金額〛
全３回コース 38,000円
〚お支払い詳細〛
☆ お申込みいただいた方に、振り込み先等の詳細メールを送らせていただきます。
☆ お振込後のキャンセルや、万が一、途中リタイアされた場合でも返金は致しません。
〚その他〛
・全３回を終了した方には、「おたまじゃく終了証」を差し上げます。
・講座終了１ヶ月後に、フォローアップランチ会を開催します。
（日程は後日決めます）
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