都会は気楽だ
電車で泣いていても誰も気づかない
ただし、君は見つけにくい
一生このままでいられたら、なんて。
隣で触れ合う肩が愛おしい
もう一度、揺れてくれないか
次の駅で、君とさよなら
無情なアナウンスが鳴る
ドアが閉まるとき、ぼくは振り向けなかった
記憶の中で何度も抱きしめた
それは空気のように軽く、目を開けると消えた
そちらは気楽ですか
電車で何時間かかるんでしょうか
やはり、君は見つけにくい
帰ってきたら遊んでね、なんて。
自分の気休めでしかない言葉
もう二度と、揺れないでね
君の夢を叶えるまでは
記憶の中で何度も抱きしめた
それは空気のように軽く、目を開けると消えた
記憶の中でぼくは何をしている?
君を空気のように軽く、連れて行ってあげたいものだなあ
ほら、この都会の真ん中じゃ
君を見つけることはできないから
せめてその声が聞こえるように
ぼくは呼吸を止めない
ドアが閉まるとき、ぼくは振り向けなかった
その選択は、間違っていないと願う