2拍子・3拍子・4拍子、と、音楽を聴いてそれが判断できて、身体で表現できるようになること、けっこう大切です。
リズム感って、音感と一緒で、小さいうちにはみんなすんなり入っていけるのに、その頃身につけないまま、大きくなってしまうと、習得するのに時間がかかってしまいます。
リトミックって、小さい子のための音楽教育法、というイメージが強いですが、元々はスイスの音楽教育家、ジャック・ダルクローズが音大生の音感、リズム感、表現力などを磨くために編み出したメソッドなのだそうです。
音大に通っているくらいだから、それくらい身につけているのでは、と思いきや、意外と、テクニックはあっても音楽的表現力に欠けたり、身体でリズムをとらえられていなかったり、ということはけっこうあるようです。
それをなんとかしよう、と考えられたメソッドだけあって、本当に奥深いです。
勉強してもしても、新しい発見がある感じ。
拍子の話に戻ると、言葉と一緒に拍子を取る練習だと、まだ経験が少ない子でもやりやすいです。
最近、リズムスペースのクラスでもやっているのは、
Rice ball (2拍子)
Egg sandwich (3拍子)
Watermelon (4拍子)
と、言葉に出して、アクションも入れながら、拍子を身につけるやり方です。
まだちゃんと話せない子でも、絵を見て理解しながら、アクションをつけることで、ニコニコで身体全体で拍子が取れていたりします。
ぜひダイナミックに、楽しみながら拍子を身につけましょう!