今日、通勤電車で座っていると前の席から、通勤途中とおぼしき40代くらいの女性が私の隣の席へ移ってきました。私はスマホでツィートを読んでいたのですが、しばらくして隣の女性が次のような文言を繰り返しお経のように唱えているのに気がつきました。
「偉そうに人の話に説教しやがって」
「○○○の悪党でも糾弾して見せろ」
「影からコソコソものを言いやがって卑怯者」
動いている電車の中で聞こえるのだからそこそこの音量です。用事が済んで私がスマホをしまったら黙りました。
ツィッターによほどの恨みのある人のようですが、多分、私が暴力沙汰とは縁がなさそうなので言いにきたものと思われます。このように、日本人が信じる秩序の根源は腕っ節(暴力)です。半ば気が触れた人ですら、相手が勝負できそうか見極めてから仕掛けてきます。
昭和の戦争が終わった後、収容所で日本人捕虜同士、自治をさせてみたら、その秩序体系は
一握りの暴力団に完全に支配され、全員がリンチを恐怖して、黙々とその指示に従うことによって成り立っている秩序であった
山本七平著 日本はなぜ敗れるのか 角川oneテーマ21 新書版 113ページより引用
そうです。現代日本人もまだ克服できていないようです。