『虎に翼』84話(7/25放送) 友達・親友 | ホッと ひといき・・・

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『虎に翼』 第17週 84話 (7/25放送)

 

 

学校帰り、優未は友達と

3人で帰って来る。

が…会話なく汗

 

優未に声かけてくれたのは

先生から「友達になってあげて」

というようなこと言われてのこと。

 

「やっぱりそうだったんだ。

声をかけてくれてありがとう。

でも、お互い無理をしても

誰も幸せじゃないし

そこから友達になるのは難しいと思う」

「誰のせいでもないよ。

だからもう一緒にいなくていいよ。」

と言い、一人、去って行く優未。

 

声をかけてくれた子らは

あっけに取られていたけど…。

 

「なんでだまってる?」

「友達になってあげたんだすけ」

「私が先生に怒られる…」

といったセリフから見てとれる

転校生が来たらときに、先生から

「友達になってあげて…」と、

一定の子(仲間になりそうな子?)に

お達しがあることを含めて、

やけにリアルだ…と

思ってしまった。汗うさぎ

 

そうそう、友達って、無理して作る

んじゃーーーなくて。

自然に出来るもの…だと思うわ。

 

声をかけることだって

最初は、勇気出して…かもだけど。

そこから、打ち解けていけるかどうか?

その子と一緒にいて 居心地がいいか?

は、人それぞれだから。

打ち解けられず、居心地が悪いなら

一緒にいない方が お互い幸せ。

 

 

小学3年生にしては、すごいこと

言っているけれども。

寅子と優三さんの娘ならば

あり得るかも?と思ってしまった。

 

 

こんな優未の様子を見てしまい

複雑な寅子は、帰って来てから

意を決して 優未に変顔する

優未も変顔を返す。

 

これは…優未が寅子にあわせてる?

そんな優未を抱きしめる、寅子。

優未も、抱きしめる。

 

優未の順応性というか、

その時の人の心を読む力?

みたいなものは、優三さんゆずり

のような気もしました。

 

 

日曜日、優未を稲さんに預けて

新潟のライトハウスへ。

玉ちゃんの相談を解決しに行く。

 

いきなり、玉ちゃんに

近くには空きがないこと

神奈川の国立指導所なら

治療を受けながら

勉強を教える仕事が

あるかも知れない

ということを伝える。

 

何の話?か分からない 涼子。

トラコは、玉ちゃんからの相談の

答えを出すことを手放す。

二人の問題は二人に任せる

玉ちゃんには、自分の胸のうちを

全部涼子さまに伝えて

それからもう一度答えを出して欲しい。

その出した答えを支持する。

ということを伝え、去ろうとするが。

いてください…と、玉ちゃん。

 

 

玉ちゃんは、自分の心のうちを

涼子さまを伝える。

「ここを出たいと思っている。

怪我をしてから、いや、それ以前から

十分すぎるほど良くして頂いた。

 これ以上甘えるわけにはいかない。」

せっかく自由になれた お嬢さまを

私が縛り付けていることが耐えられない。

私がいなければ、お嬢さまは

なりたい何かになれていたはず。

私が中途半端に生き残ったばかりに

こんな目に…。」

というと、涼子さま、お怒りの

「おぞましいことをおっしゃらないで!」と。

 

「玉がいなかったら、

私 今頃どうなっていたか

分かりません。

私はあなたにしてもらったことを

返しているだけよ。」

 

胤頼様はお気立ては良い方でしたが

最後まで本当の意味での夫婦には

なれなかった。

だから離縁したのは、

玉のせいではない。

胤頼様は桜川家から解放したのに

あなた(玉)のことは解放しなかった。

 

お母さまを亡くして、一人になるのが

怖かったから。

玉をいつまでもそばに置いてしまった。

 

「だから、私のせいなの。

玉の身に起きたことすべて。

もっと早くあなたをお故郷(くに)に

帰しておけば

きっといいお方と一緒に

なっていたはず。

英語を生かした以後とに

就いていたかもしれない。

それを私が奪ったのです。

 

玉ちゃんも涼子さまも

自分のせいで相手の自由を

奪っている

不幸にしている…と

思い込んでいる?

強い『思いやり』からの想い?

 

 

今が、イチバン幸せ。

全て自分で決めて人生を進んでいる。

どんなに大変でも、玉と

生きて行くことが幸せなの。

 

けれども、あなたの気持ちを考えずに

独りよがりだった。ごめんなさいね。

 

と、涼子さまが言うと

 

私も出来ることならば…。

 と、玉ちゃんが言って。



雲行きあやしくなってきた?

と思われたトコで、トラコが

「玉ちゃん! 私はせめて

二人が対等であって欲しい。

全てを諦めて欲しくない」と。

 

 

私はこれ以上お嬢様の

負担にはなりたくないんです。

でも…お嬢様…と、玉ちゃん。

 

ここからは、英語で

「あなたなしの人生は考えられない。

私の親友になってくれませんか?」と。

涼子さまは

「あなたはもう親友でよす。」

と、返し、抱きしめる泣く二人。

 

トラコも涙…でした。

 

 

これ、泣けるシーンなんですが…

 

一緒にいるの?

それとも

別々の道に行くの?

と、私は、ドギマギしながら

見ていたもので。

 

全然 泣けなかった汗うさぎ

 

 

終わってから、今までどおりで

良かったわ…と、ひと安心照れ

 

 

 

玉ちゃん、自分が身障者となり

仕えていたお嬢さまから

お世話されるのが耐えられない!

お嬢様を(自分の世話から)解放し

自由に好きなことやってほしい!

という気持ちも分かるけど。

 

玉ちゃんと一緒にいたからこそ

涼子さまは、いろんな決断をして

(家屋敷など全部処分して

莫大な借金を返し、

残ったお金でテナント買って

お店を出したということ)

ここまで ふんばってやって来れた

のだと思う。

 

それらを考えると、涼子さまの方が

玉ちゃんを縛り付けてしまった

という罪悪感が大きくなって

しまったのでは?と

思ってしまったのでした。

 

 

また、もしも玉ちゃんがいなかったら…

唯一の肉親であるお母さまを亡くし

莫大な借金だけが残った涼子さまは

『カーネーション』の奈津

(糸子の同級生の料亭の娘)と

同じような境遇となり。

全て投げやり、魂抜かれたような

感じになって、奈津のように

落ちちゃっていたかも知れない…

とも思ったのね。

 

そんなこと考えると、

今、生き生きと涼子さまらしく

いられるのは、すべて

玉ちゃんのおかげだと

思っておりまする。