今日の『虎に翼』を見て(5/23) | ホッと ひといき・・・

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今日(5/23)の『虎に翼』

 

 

赤紙が来た轟から

これから男たちは兵隊に

お前の仕事がもっと

増えて行く…と言われ

不安顔の寅子。

 

そんな寅子に

「私もやれるだけのことはするから

おまえは 一人じゃない」と

言っていた よねに、寅子は

 

講演会で倒れたことも

ご懐妊しているということも

言っていなかった…。

 

これは…よねちゃんショックだよ。

花岡が仲間に、親友の轟にも

何も言わずに婚約した

ということくらいのショックガーン

いや、それ以上だよね。。。

 

 

仕事を休んで子育てに専念するよう

弁護士資格があれば そのあとでも

仕事ができるんだから…と

穂高先生はじめ

事務所の男性陣に言われ。

 

もう先頭に立って

すべてかかえなくていいのか

と、ホッとする寅子を見て

去って行くよね。

 

 

よねの勤務先のカフェーに行き

黙っていたことを謝る寅子。

 

よねから

「勝手に使命感に燃えて

『辞めて行った仲間の思いを』

なんてくだらないと思ってた。

別に結婚したけりゃすればいい。

子どもを産みたきゃ産めばいい

勝手にしろ。

いちいち悲劇のヒロイン

ぶりやがって」

 

「自分一人が背負って

やっているって顔して

恩着せがましいくせに

ちょっと男どもに優しくされたら

ホッとした顔しやがって!」

「お前には男に守ってもらう

そっちの道の方がお似合いだよ。」

 

と、キツーーーイ 言葉を浴びる寅子

 

よねちゃん自身が ずーーーっと

心の中に思っていたことだろう。

 

共に勉学に励んだ自分が

そばにいるのに

パートナー的な存在なのに

何も言ってくれなかった

というのも、かなりショック

だったんだと思うし。

なんで言ってくれなかったんだ?

という 怒りプンプンもあるのだと思う。

そんな感情が爆発して

このキツーーーイ言葉に

なったのかな?

 

 

「じゃあ、私は どうすれば良かったの?」

と、寅子が問うが。

「知るか」と、突き放す、よね。

 

よねから 「心配ご無用

女の弁護士は必ずまた生まれる。

だから…こっちの道には

二度と戻って来るな!」

 

寅子は「言われなくても そのつもりよ」

(この状況では、もう戻れないわな…)

 

涙ながらの2人の会話。

このシーンは、哀しいけれども。

お互いに 彼女たちなりの

エールを送りあっている

ようにも感じる。

 

 

じゃあ、寅子は

どうすれば良かったか?

 

身近にいる よねさんに

いろんなこと話せば良かったし。

(学生時代だったら話していたと思う)

何かあれば 自分の意見も踏まえて

みんなに相談して

良き道を探って行けば

良かったんじゃないかなー。

 

そうすれば、こんな形には

ならなかっただろうし。

妊娠や子育て期には

仕事から外れたとしても

全く関わらない(関われない)

ような状況には

追い込まれなかったんじゃー

ないかと思いましたわ。

 

 

辞表を出してきた寅子。

お母さんに報告し、謝る。

 

今で言えば

一人で抱え込んでの

バーンアウト…かな?

『地獄の日々』とか、

『地獄』と良く言っていたけれども。

 

割と柔軟な考えの事務所で

働いていたわけだから。

最初っから いろいろと

相談していれば。

こんな『地獄』には

ならなかったんじゃないか?と。

 

というよりは。

『地獄』と思っていたのは

本人が勝手に仲間の重責を

背負いこんでいたからで。

周囲からすれば

全然『地獄』ではない環境

だと思うのですが。汗うさぎ

 

前々から、ナレーションの

『去って行った友のために』

『あとに続く後輩のために』…

とか、いろいろ言われていたけど。

誰もそれを 寅子だけに

望んでいないんじゃない?

と思っていましたし。

『地獄』と言われていたことに

関しても、もっと過酷な人

地獄を味わっている人は

いるよね…と思うようにもなり。

 

違和感が出てきていました。

その辺りに関することを

よねちゃんが言ってくれて。

ちょっと満足な 私でした。

 

 

寅子が仕事を辞めて

静かな平穏な日々を過ごす中

 

世の中では、学徒出陣があり。

(『学徒出陣』というと、いだてんの

仲野太賀くん(小松勝)を思い出し。

この中に優三さんいたよね…と

思ってしまう、わたし。)

 

昭和19年(1944年) 春

猪爪家は家の地所を軍に

引き渡すことになり お引越し。

 

寅ちゃんのお腹の子も

無事に生まれており。

優未ちゃんが誕生していた!

 

 

この戦争も

あと1年半くらいで

終わるから。

 

みんなー がんばって

生き延びてね~~グー

 

と、エールを送る飛び出すハート