この1週間(第7週)で
久保田先輩、花岡
寅子&優三が
結婚したわけですが。
それぞれの事情もあり?
三者(三組)三葉の
結婚であり。
それにまつわる 皆の
『結婚観』 みたいなものが
にじみ出ていた内容
という感じがした。
久保田先輩は、
結婚して ご懐妊して
妻であり母であり
そして弁護士であることを
求められ。
それを世間的に利用されている
ような兆しもあり。
なーんかね…
気の毒にも思えてしまった。
あれもこれも…と追いつめられ
助けを求められないような
環境や心情にならなきゃー
いいけどな。
今でも、こういうの あるよね。
仕事も家庭も子育ても
ぜーーーんぶ 女性が
やらなきゃならない風潮。
それで精神的に病む人も
いるから…。
おばちゃんは、心配よ。。。
花岡は、結婚相手には
家のこと全てをやってもらいたい
自分についてきてもらいたい
親の面倒も見てもらいたい
という、昔ながらの『嫁稼業』が
しっかり出来る人を求め。
それが無理そうな寅子には
何も言わずに別れて。
それらを快く引き受けてくれる
奈津子さんと結婚した。
自分の気持ちを素直に
言えばいいのに…とも
思うけれども。
言えなくて、だからこうなった。
よねと轟に責められたとき
彼が言っていた
「ここからは奈津子を誠心誠意愛して
何も間違わず正しい道を進むと
誓うよ」って言葉。
この「何も間違わず正しい道を進む」
というのが、私には、すごーーく
引っかかっていてね。
「多少の間違い」というのは、
生きて行く上では必要だし。
それを反省して、改善して…
という課程が、とても大事だと
思うのです。
だからね、おばちゃんは、
ここまで完璧主義な花岡が
とても危うく思えて
しょうがなかった。
寅子は、社会的地位を得るために
結婚相手を両親から探してもらう。
結果、お見合い相手は
見つからず。
優三さんからの申し出で
結婚することになった。
とてつもない救いは
優三さんが寅子のことを
ずっと好きで 今も好き
ということ。
優三さん、結婚してからだけど
ホントの自分の気持ちを
寅子に伝えられて良かった
と思いましたわよ。。。
(この告白で
「ずっと好きだったんだぜ~」
って歌が頭ン中を巡ったわ~)
でもでも…
そうでなく、ホントに
「社会的地位を得るための結婚」
であったならば。
よねちゃんの言うとおり
婚姻関係を続けていくのは
難しい…というか、虚しいと思う。
それだったら、
梅子さんの二の舞じゃね
と思ってしまったのでした。
よねちゃんは
「結婚自体がくだらないと思う」
と言っていたけれども。
実は、彼女が いちばん
結婚や家庭に対する理想が高く。
『妻は無能力者』
という法律の下では
自分の思ったような結婚生活
家庭生活は出来ないだろうから。
「結婚自体がくだらない」
と言っているんじゃないかな。
彼女は「今どき(令和)の若者代表」
って 立ち位置な気がする。