『お別れホスピタル』第1話 感想その2 | ホッと ひといき・・・

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無理ない苦痛ない生活を送る!

前の記事の続き。

 

 

 

本庄さんと共に入院した

水谷さん(80歳)。

大腸がんで人工肛門増設。

大腸がんの再発はないが

認知症が進み

在宅介護が難しくなり入院。

 

元々は、穏やかな性格だったが…

認知症により、不穏が強く

暴言や暴力があり。

入院後も、ケアなどしようとすると

激しく抵抗し、暴言や暴力あり。

特に、妻・久美さん(泉ピン子)

に対しての暴言や暴力が強い。

(在宅時、妻に対する暴力を見かねて

息子さんが入院を決断したらしい)

 

そんな水谷さん

重度の肺炎となり。

自発呼吸は難しく

このままだと

数日中にかなり危険な

状態になると。

気管切開で人工呼吸器すれば

うまくいけば1~2年は

生き延びられるが…

意識が戻るか?は分からず

意識が戻っても話は出来ない。

どうしますか?

と、主治医である広野先生から

家族(久美さんと息子さん)に伝えられ

(命の)選択を迫られる。

 

息子さんからは

「お父さんは『自然に死にたい』

と言っていた」

と、本人に意思を伝えられるが…

久美さんからは、

「呼吸器をつけて欲しい…」

「今のままでは、最期の想い出が

『ただ怖かった』となってしまう。

前の優しいお父さんに

もう一度あんな風に過ごしたい

1日でも長く生きて欲しいんです」

と、懇願される。

 

気管切開し人工呼吸器をつけて

穏やかに眠るお父さんの手を

さすりながら

「お父さん、だいぶ冷えて来たね」

「やっとお父さんとゆっくり話が出来た」

と、喜ぶ?久美さん。

 

主人公の看護師・辺見歩さん

(岸井ゆきの)の声で…

誰だってその時は自分で決めたい。

でも、自分で決められないこともある。

 

 

老夫婦で、ひとりが

認知症を患った場合。

こういうバターン、

多いんじゃないかな?と

思ったのね、わたし。。。

 

 

義父母のトコも。

義父の暴言がヒドイ!と

義母が言っていて。

義父は、義母に対してだけ

「なんもしないくせに」

「お前なんか死んでしまえ」

といった暴言を吐いている。

 

たまーーーに、私らがいても

義母が何か言うと

鬼の形相で「お前は黙ってろ!」

「しゃべるな!」などなど

怒り声を立てることもあり。

迫力あるから、かなり怖い汗うさぎ

暴力までは ないけれども…。

これ、暴力まで出てきたら。

一緒にいるのは、無理かな…とも

思う、今日このごろ。

 

 

人工呼吸器をつけること

に対して、たいていは、

本人の意思

ではなく

家族の意向

だと思う汗

 

それで家族が救われれば

良いのかもだけど。

これ、つけたことに対しての

罪悪感みたいなものが

出てくると。

これまた精神的な負担になるから。

どっち選択しても…ね。

選択した方にずーっと

満足していて欲しいと思う。

 

 

 

辺見さんの妹の佐都子(小野花梨)は

中学の頃のいじめから不登校に。

そこから摂食障害→自傷を

繰り返すようになった。

20代になり、バイトなど

行っていたが。

今も何かあると

「死にたい」と言う

 

母から、電話で呼び出しあり。

実家に行くと、

お皿のシチュー散乱。

秋ぐらいから、不安定になり

暴れることもある様子。

母、疲れ切っている…。

 

亡くなる人続きの上

本庄さんの第一発見者となり

「たいていの事ではないこと」

に直面していた、辺見さん。

 

妹の佐都子に対して

「やめてくんない…

本気で思ってもないくせに」

「生きたくても生きられない人も

いるんだよ」

と、不満を爆発させる。

 

そんな姉・歩に対して佐都子は

「がんばって28年生きて来たから

もういつ死んでもいいかなって思ってる。

生きたくても生きられない人もいるって?

そういう人は、死ぬのすごい怖いし

つらいだろうね。

でも…生きるのがつらい人間にとっては

楽になれてうらやましい。

そういう人は、

自分で自分を殺さずに死ねるんだから。」

 

本庄さんの言葉

「オレ、ずっと生き続けるような

気がするんだよね。

この前の血液検査の結果も

良かったし…」

か、思い浮かび…。

 

「何言ってんの 分かんないよ…」

「つべこべ言わずに生きろよびっくりマーク

 

言ってしまった…と、後悔の歩。

実家をあとにする。


(そうそう、がん患者は

血液検査の結果で

一喜一憂なのよ~アップ笑い泣きと、

本庄さんのセリフで思った)

 

 

 

「生きているのがツライ」と

思っている、うちの上娘は

佐都子と同じことを言い。

生きたくても生きられない人たちと

関わっていた私は、

歩と同じことを言いました。

 

同じような感じで

言い合ったこともあったので。

そのときのことがよぎりました。

(今でも、上娘は生きているのがツライ人

だから、なるべく話を聞いてる。)

 

暴力や自傷行為まで ないけど。

(これは、上娘と話している下娘がいる

おかげだと思っている)

こういう若者、多いんだよね、いま…

と、思っているわ。

 

 

ホント、テーマ重いけど

盛りだくさんなドラマ。

見ちゃうよね。。。

 

 

 

このドラマ、たくさんの

大物俳優さんが出ているけど。

 

眼鏡かけた看護師さん(師長?)

仙道敦子さんなのね。

 

この人、見たことあるけど…

誰だったっけ?って感じで、

気になっていたけれども。

全然、分からなかったー。

で、最後のキャストクレジット見て。

知った次第でございました。

 

 

また、焼き鳥屋で

焼き鳥を串から全部外して

食べる、広野先生。

「串がのどに刺さりそう」

というようなことや

親から(串から)外してもらったこと

それらを見聞きして。

お医者さんって…

こういう人、多いのかな?

と思ってしまいましたわあせる

 

焼き鳥を串から全部外している

広野先生の姿が気持ち悪くてチーン

すごくイヤだったわたしでした。