今日から夫は仕事再開。

うちの中に、バカンス中とは違う緊張感が満ちる。

私の方は、仕事が始まるまで、もう少し日にちがある。

その間に、Bergonziのジャズの教則本、Vol. 1Melodic Structures』で、

指定された4つの音を使った、いろんな音列の練習をしたかった。

ところが、付属のCDの伴奏を聴いてみたら、コンピング(伴奏)

が私のツボに入りすぎてしまった。

今回は、コンピングの練習と称して、耳コピを始めた。

もちろん、メインのいろんな音列を使ったソロの練習もしたい。

でも、まず今日は、CDの伴奏を耳コピ。

今は3コーラス目の頭まで来たところ。

テンションを使った音使いが、面白すぎる。

たとえば、クラシックの伴奏は、全部楽譜に書かれている。

繰り返しがあったら、同じ伴奏を弾く。

でも、ジャズでは違うものを求められる。

楽譜はない。

ソロも、コーラスが変わるたびに、何かを変えていく。

コーラスごとに、少しずつ緊張感を上げていく。

コンピングも、そんなふうにできたらいい。

この1曲目の伴奏は、そういう意味でも、とてもお手本になる。

でも、こういうコンピングのやり方って、

誰かに教えてもらえるものでもない。

「コーラスごとに組み立てていく、構築していくように」とは言われても、

具体的にどうするのかは、誰も教えられない。

結局、自分で好きな演奏を聴いて、まねして弾く。

そして、それを移調して練習する。

それ以外に、方法はないと思う。

話は変わるけれど、ピアノを弾いているときに、

勢いよく立ち上がりすぎて、うっかりヘッドフォン側、

ピアノとの接続部分をゆがませてしまった。

片耳だけ聞こえなくなったので、しまってあった

予備のヘッドフォンを探した。

――ん?

これで耳コピしたら、どうだろう。

パソコンに入れてある録音を、このヘッドフォンで聴いてみた。

どうやら、このヘッドフォンには外の音を遮断する機能があったらしい。

録音の音が、かなりよく聞こえる。

最初に耳コピしてあった2コーラス分を、もう一度聴き直してみた。

そしたら、ところどころ聞こえ方が違っていた。

耳コピする時はヘッドフォンを使うこと、と思い出しておきたい。

プロのジャズピアニストは、アルバム全体を耳コピしたりする人もいる。

でも、普通の録音だと、私にはサックスの音が大きくて、

伴奏が聞き取りにくいところがあったりする。

その点、このCDはコンピングに特化して録音されているので、

メロディ楽器が入っていない。だから、すごく聞き取りやすい。

しかも、演奏が私の好みに合う。

だったら、この聞き取りやすいCDで伴奏を学ぶって、

すごくいい考えなんじゃないだろうか。

時間はすごくかかる。

また仕事が始まって、忙しくなったら、

途中で中断するかもしれない。

でも、できれば今回は、この1曲目、8コーラス分全部の伴奏を耳コピして、弾けるようになりたい。

コンピングが好きすぎるから。