以前は夫がインターネットで物を購入するのは危険だと言って、
amazonの口座はわたしが持ってはいけないと怖い顔で言い渡していた。
普通の顔かもしれないが、普通の顔がコワオモテでもある。
そもそも、結婚してから、子育てしながらの10年にわたる引っ越しで、
わたしはコンピューターにさわることはまれだったし、
自分のコンピューターを持っていなかったし、
世間の事に疎かった。
だから夫の言うことが、そんなものなのかとも思っていた。
兄にamazonの口座は夫だけが持っていて、
危険だからと、わたしが持たない方がいいと言われていると言ったら
「なんやそれ~!こどもみたいやな。」
と、それを聞いて憤慨していた。
でもネット購入は危険と言えば危険だけどとも言っていた。
わたしがジャズをやり始めて、ジャズの編曲の先生から
アドバイスされた外国の出版社が出している本で
フランスでの音楽書店では買えないものがあった、
amazonで見つけたので夫に買いたいと言った。また別の時は、
ケニー・バロンのCDを買いたいと言った。
夫のもろもろの忙しいと言う理由でのびのびになったが
結局手に入ってとっても嬉しかった。
半年くらい後、また別に、こちらで手に入りにくいものがあって、
夫にamazon購入を頼んだら、何日たっても何週間たっても
注文してくれそうにないので苛立った。
しつこく言うと、あんまり長い間注文していなかったので
コードを忘れたと言う事だった。
わたしがキレた。
わたしはamazonの口座を持つこともストップをかけられていて、
買い物の事にとどまらず、これをしてはいけないあれをしてはいけないと
規制をかけられていた。
あげくの果ては、わたしの必要とするものは
夫の、そういうものが頭の中にあるとしたら
to do リストの優先順位の末席にあって、
注文する意思のみじんも感じられない。
わたしはコンピューターは使う機会があまりなかったので
苦手意識があった、だけど
amazonの口座を作るのはそんなに難しいことなのだろうかと
思って自分でやってみたら、誰にでもできそうなことだった。
自分の口座を開いたと言うと、
夫が怒り狂って怒鳴りでもするかと思ったら、
「あ、そう。」
で終わって拍子抜けしたことがある。
さて、amazonではないが、服をネットで注文する時に、
割引になるシステムがあると出ていた。
その時はどうやって割り引くのか分からなかったが、最近、
自分の銀行口座から毎月差し引かれているものが
あるのに気がついた。
実は安くなるならそれに越したことはないといったん
その割引システムに登録したが
そううまい話はないと
すぐに、止めたと思ったところが解約できていなくて
7回引き落としされて気がついてこの度解約したと言う事になる。
見落としていたのか、毎月、オートマティックに引き落としされるとは
知らなかった。
16,87ユーロが一回の買い物につき割引されるシステムだが
そのために毎月20ユーロ引き落とされる。
自分では解約したつもりだったので
一回も割引を使用していなかったので
7回の引き落としは痛い授業料かとも思ったが
『泣き寝入りはあかん』と、ダメもとで電話した。
最初に男性は、18ユーロの返金になりますと言ったと記憶している。
わたしは言った。
「それだけ!?何年の何月から登録されている旨、メッセージを
もらっていましたが・・・全然利用してないんですよ。」
後からメールを探し出して、今日、発見した登録年月日だった。
わたしは自分の思ったことがこれを言うとどうなるかとか
頭を通過する前に口から出ることがある。
誰でもあることだと思うのだが、公務員夫婦である
幼なじみの友人のご主人から、そういうところを
「宇宙人みたい」もしくは
「赤ちゃんのまま大きくなったような人」と形容されている。
彼からは別人種のように見えるらしい。
話をもどすと、しかしここではそれが功を奏したようで、
コンピューターでその男性が調べたようだ。
20ユーロではなく、手数料を惹かれた額になるが、
わたしにとって納得できる額が払い戻されると電話にでた男性が
言っていた。
これから数日たって入金が確認されないと本当の判断はできないが、
もし、保険の掛け捨てみたいに、使っていないのに
まったく返金が無いのではそのまんま悪徳商法だと思っていたので
この対応には納得できた。授業料は7回分の差額として取られた
手数料と言う事になる。
こういうことも一つなんだろう、ネットで購入する時の危険。
黙ってたらお金を取られやすいシステムだ。