心の浄化(6) | 音楽すること・生きること

音楽すること・生きること

フランスに住んでいます。結婚、出産、国を超えての度重なる引っ越しを経てフランスに在住、長男が小学校5年生の時から仕事を
再開。その1年後にジャズピアノを始めました。
音楽・その他、日々の出来事を綴っています。

長さが50メートルあると言う滑り台乗り場は、結構高いところに
あるように感じた。その滑り台はチューブ状、言い換えるとトンネル状に
なっていて、入り口を入ると、次の開口部は、出口のみ、だった。

スタート地点の上には、赤信号と、青信号がついていて、
前の人が出発すると赤信号になる。そして、青信号になるまで
しばらく待ってから、出発するようになっていた。

わたしの番が来た。青信号で出発すると、はじめは外の空の色が
透けて見えたからか、もとから、透明度のある水色の材料でこの
チューブが作られていたからか、とにかく、さわやかな滑り出しだったの
だが、途中から、真っ暗の暗黒の世界に変わり、かなりのスピードで
カーブを降下していく恐怖の世界に変わった。その次に、黄色、青、赤
のネオンの わっかがくるくる回っているように見えるところ、異次元の
世界にでも連れて行かれるような錯覚を覚えるようなところを通過し、
次に続く通過地点は、前に進みながら、チューブの円周上の下半分を、
右に左に、グワングワンと振られながら落ちていき、ザバ~ン!!と
ゴールに到着するようになっていた。

わたしが滑り降りてくるのを今か今かと待っていた夫と、長男と次男が
わたしが滑り台から出てくると、笑いをかみ締めていた。
後で聞くと、わたしの時は他の人の時と違って左右の振れが大きく、
もうちょっとで一回転するかもしれないと言うほど振れながら落ちて
きたのが見ていてすごく面白かったそうだ。

長男と次男は この滑り台が気に入って、数えられないほど繰り返して
遊んだ。

安全のために、すべるときの指定の2ポジションが指定されていた。
一つ目は、普通に座ってすべるポジション、二つ目は、仰向けに
寝転がって顔だけは柔道の受身のように、起こすポジションだ。

長男はあるとき、仰向けのポジションから、滑っている途中に座る
ポジションに変更をしようとしたらしい。スピードが出ていた時に
チューブのつなぎ目のところで背中を強く打ち、背中の真中に 
たんこぶができた。次男は、薄くなってきていた水着を破った。
それでも そんなことは、全然、気にしないで、夢中になって
繰り返し遊んでいた我が家の息子たち。

この滑り台、すごくよくできていて とっても面白いけど、チューブの
つなぎ目が もっと滑らかになるように作られていなければならない。