ピーターと狼 | 音楽すること・生きること

音楽すること・生きること

フランスに住んでいます。結婚、出産、国を超えての度重なる引っ越しを経てフランスに在住、長男が小学校5年生の時から仕事を
再開。その1年後にジャズピアノを始めました。
音楽・その他、日々の出来事を綴っています。

台所でいつものようにラジオクラッシックを聴きながらお昼ご飯の
用意をしていた。きいたことのあるモチーフにふとピーターと狼か?
と思った瞬間、台所の入り口に、次男が耳に手を当てて小さい姿を
現した。そのしぐさがとても可愛かった。何にも言わないでそのまま
じっとしているので、ピーターと狼を聴きにきたの?と訊くと、黙って
うなづいた。

フランスでは各学校で年度末に一年を締めくくるも催しがある。
今年は次男の通う幼稚園で、プロコフィエフ作曲のピーターと狼の
音楽劇があった。ただダンスをしたり歌っているだけかと思ったら、
ここは、狩人、ここは狼、と台所で解説してくれたので驚いた。

年中組みのダンスの振り付けにもうちょっと工夫があったら、
なんていう見方をしていたが、おさえるところはちゃんとおさえて
先生、教えてくれていたんだ。あらためて、年少さんの小さい
ふにゃふにゃしたこどもたちやちょっと大きくなった、でも まだまだ
できることに限りのある年中さん、やる気まんまんの年長さん、
みんなを率いて衣装や小道具も含めてここまで準備してくださった
先生方に感謝の気持ちを持った。

5才の次男たちの世界でかっこわるいのは、赤ちゃんっぽいこと
らしい。お兄ちゃんでありたい、そんな気持ちが言葉のはいばし
から感じられるし、強がりを言う。でも耳に手を添えて音楽を聴いて
いる姿、そして両手をそろえて片方の頬に寄せて眠っている寝顔
がわたしにはとても可愛い。これは本人には内緒。